鳴らしやすくてラクラク持ち運べる音音「KUMAカホン」登場、音の調整も道具いらず

ツイート

島村楽器は、アンサンブルを楽しむ人のために作られたブランド「音音」より「KUMA(クマ)カホン」を3月19日から発売した。

カホンはペルー発祥のまたがって演奏する打楽器。そのため楽器そのものの“生の音”が重要になる。今回登場した「KUMAカホン」のコンセプトは、“熊が生息するほどに自然豊かな土地の良質な木材で作られたカホン”。誰でも音が出しやすく、気持ちのいい音が響き渡るようにという願いをこめて製作されている。

第1の特徴は、「高音・中音・低音の区別がつけやすい」こと。音が出しやすいためリズムにメリハリがつけられる。バランスの良い低音を出すためにサウンドホールのサイズと位置についてもこだわった。サウンドホールはあえて側面につけたため、裏面を使ったプレーも可能だ。

第2の特徴は「音の調整がしやすい」こと。カホンはレンチなどを使って弦の張り具合を調整できるが、「KUMAカホン」は道具を使うことなくペグを回すだけで簡単に弦のテンションを変更可能。また取り外しが可能なミュートテープも装備しているため、演奏前や曲の合間でもすばやく音の調整が行える。

「持ち運びやすい」のも注目ポイント。カホンはストリートやライブハウスで演奏されることが多いため、「軽さ」と「持ち運びやすさ」が重要。軽すぎる材質では音質や音量が損なわれる可能性があるが、「KUMAカホン」はこれらを犠牲にすることなく、適度なウェイトを保つとともに、熊の手をイメージした持ち手=「ベアハンドル」 をつけることで、持ち運びがラクになっている。

そして最後の特徴は、演奏の「快適さ」だ。上板(座面)にすべり止め加工を施すことで座り心地が安定。プレーに集中することができるようになっている。


▲熊の手をイメージした持ち手を側面に備え、持ち運びもラクラク。

製品情報

<おもな仕様>
サイズ:幅300×奥行305×高さ470 (mm)
材質:打面/ボディ シナ/ラワン合板
カラー:打面 ナチュラル/ボディ フォレストブラウン
打面上部にはスラップ音用のスリット付き
弦8本(テンション調整はギターペグを使用)

◆KUMAカホン 音音 OT-KUMA Cajon
価格:37,260円(税込)
発売日:2016年3月19日

この記事をツイート

この記事の関連情報

*

TREND BOX

編集部おすすめ

ARTIST RANKING

アーティストランキング

FEATURE / SERVICE

特集・サービス