千葉県産サザエ、ラジオになる

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株式会社ベイエフエムが、4月1日より千葉・館山で獲れたサザエの貝殻を使用した「SAZAE RADIO(サザエラジオ)」を発売する。

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本商品開発の経緯は、東京湾近くに同社の本社があることから「海に関わるものとラジオとの組み合わせで、何か面白いものができないか」と考え、千葉県の名産品である「サザエからラジオが聞こえたら面白いのでは?」というアイデアが生まれたことがきっかけだという。千葉県産のサザエとラジオのコラボレーションで、千葉とラジオ業界の双方がより楽しく盛り上がることを目指しているそうだ。

製作にあたり、同社の技術担当 吉田八郎氏がその知見を活かし、個体差のあるサザエの内部にフィットして、なおかつ上質な音質を実現させる基盤の開発から手掛けている。音質にこだわり続けた結果、今回素材として使用されているサザエは、普段よく目にするようなつぼ焼き用のサザエではなく、手のひらからはみ出るような10cm以上もある大ぶりのものとなっている(刺身用)。



また、今回の発表に伴い特設サイトがオープンしたほか、bayfmでレギュラー番組を担当している槇原敬之、シシド・カフカ、バズーカ山寺(山寺宏一)らが「SAZAE RADIO」について語るスペシャルムービーも公開されている。なお、大量生産が不可能のため、本商品の販売個数は限定100個とのことだ。

■bayfm 吉田八郎氏(開発担当者)コメント

「SAZAE RADIO」に、一つとして同じ形はないように、このラジオの楽しみ方も千差万別です。聴き方や置き方はアイデア次第で、潮騒を聴くように耳に当てて楽しんだり、テーブルに置いてみんなで聴いたり、千葉の海辺に座って聴くのもおすすめです。形がそれぞれ異なるので、ラジオから流れてくる音質にも、サザエの個性を感じていただけるのではないでしょうか。これまでのラジオは四角いもの、車の中で聴くものというイメージを持たれていると思いますが、「SAZAE RADIO」は天然のもの、自然のものです。そして、「ラジオ局が本気で作ったラジオ」です。ラジオの新しい形として、いつでもどこでも、ラジオを身近に楽しんでほしいと思います。




■開発秘話

実際に開発してみると、さまざまな苦労がありました。サザエは口の大きさも深さも個体によって異なるため、当然、大量生産は不可能です。サザエの貝殻は、色は白が多いのですが、茶色のものもありますし、赤みが入っているものもあります。形は本当にまちまちで、とげの長さもそれぞれ異なり、どれ一つとして同じものはありません。サザエは館山の漁協さんから調達したものなどを漂白して、天日干しをして、じっくりとツヤを出し、金ブラシで磨いて、最終的にきれいに仕上げています。ちなみに、サザエを磨いているのは、当社の編成局次長です(笑)。当社の吉田を中心に、社員がハンドメイドで一個一個制作し、誰もが一目見たら手に取りたくなる、思わず触りたくなる「SAZAE RADIO」に仕上がっています。


商品概要

名称:「SAZAE RADIO」(よみ:サザエラジオ)
価格:1個 ¥3,980円(税込)
販売個数:限定100個(応募者多数の場合は抽選)
販売方法:4月1日(金)12:00から、bayfm「SAZAE RADIO」特設サイト(bayfmのネット通販サイト)で申し込み受付をスタート。4月30日(土)24:00受付終了。
発送予定日:5月中旬頃を予定

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