【インタビュー】B.A.P「一箇所に縛られるのではなく常に何かに挑戦して新しいものを探し続けている1stフルアルバム

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2014年9月にリリースされた4thシングル「EXCUSE ME」以来、約1年半ぶりとなる1stフルアルバムとなる『Best.Absolute.Perfect』を3月30日にリリースする6人組K-POPグループB.A.P。自らのグループ名の意味がそのままタイトルとなった今作からは、彼らの自信もみなぎる。これまで日本でリリースした楽曲はもちろん、最高にクールな新曲3曲も収録された今作を提げ、いよいよB.A.Pが日本での活動を再始動!

◆B.A.P~画像&映像~

■今作こそが一番シンプルに僕らのことを表現できている作品じゃないかと思うんです
■だから、自信を持って皆さんにお聞かせできることを嬉しく思っています


――日本デビューから3年ですが、この3年で印象深かったことは?

デヒョン:1stフルアルバムが出るというのが一番印象的ですね。今まで、韓国で出してきた曲のみならず、今回のアルバムには日本のオリジナル曲が入るので、そのぶん、意味深いものになっていると思います。このアルバムがみんなから愛されたら嬉しいです。

ヨンジェ:この3年、日本のファンの皆さんとは比較的たくさん会う機会があったと思います、コンサートはもちろんですが、いろんな形でのイベントで皆さんとお会いできる機会がたくさんあったので、それがとても印象深いです。

ジョンアプ:僕個人的には、日本のアニメがすごく好きなので、この3年の間に日本が持つ文化にも接することができたので、そこから自分が得たものもあるんじゃないかと思います。

――ヨングクさんは、リーダーとして日本での活動を引っ張ってきたわけですが、振り返るとこの3年はどんな日々でした?

ヨングク:日本でもファンの皆さんがたくさん応援してくれたので、そのおかげでこの3年間、うまくやってこられたと思うんです。だから、ファンの皆さんには本当に感謝しています。日本の活動は韓国での活動とは違っていた部分があったので、自分たちにとっては、いつも新しいことをやっている感覚だったんです。挑戦したことによって新たに感じることもたくさんありました。


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――具体的には?

ヨングク:具体的に説明するのは難しいんですけど、日本と韓国では音楽的な市場の持つ雰囲気にも違いがあります。でも、僕たちは、もともと僕たちが持っているスタイルを日本でも維持しながら活動したんです。その結果、日本でも多くの方が、本来のままの、あるがままの僕たちの姿を受け入れてくださったので、そういうところにありがたみを感じました。僕らのことを受け入れてくれる気持ちに感銘を受けましたね。

――先ほど、デヒョンさんがインタビューの最初で、この3年で印象深いことの一つとして『Best.Absolute.Perfect』の話をしてくれましたが、この作品は久々のリリースで、しかも初めての日本でのアルバムとなりますよね。完成した今の思いを聞かせてください。

デヒョン:『Best.Absolute.Perfect』はリリース前からいろんなティーザー広告が出ていましたが、それを見たファンのみなさんがすごく喜んでくださって、まず、その大きな反響に驚きました。今まで僕たちが出してきた曲は、「B.A.Pのカラーを表している曲です」と言ってきましたが、今作こそが一番シンプルに僕らのことを表現できている作品じゃないかと思うんです。だから、自信を持って皆さんにお聞かせできることを嬉しく思っています。

――日本のファンの方は韓国の作品もチェックしてると思うんですが、『Best.Absolute.Perfect』が完成したことで、よりB.A.Pへの理解も深まりそうですね。

デヒョン:そうですね。日本だけではなく、韓国の皆さんも楽しみにしているし、全世界の人が喜んでると思うんです。

ヒムチャン:全世界!すごく大きく出たね(笑)。

デヒョン:うん(笑)。いろんな国の皆さんが喜んでいると思うので、できるだけ多くの場所で皆さんに披露したいという気持ちがあります。

ZELO:特に今作は韓国でリリースした曲だけを集めたわけではなく、日本のオリジナル曲も加えての初のフルアルバムということで、特別な意味を持った一枚になると思います。収録されている曲は、少し前にレコーディングしていたものなんです。今、また時間を置いて聴いてみると、ここをもう少しこうすれば良かったなぁっていう課題も感じます。

――それは成長している証拠でもありますね。

ZELO:そうだといいですね。


▲バン・ヨングク


▲ヒムチャン


▲デヒョン

――少し前にレコーディングしているということは、2月22日にリリースされた韓国の5thアルバム『CARNIVAL』と『Best.Absolute.Perfect』の制作が重なるということはなかったのかな?

デヒョン:なかったですね。

ヨングク:実は韓国でリリースした『マトリックス』と『CARNIVAL』よりも先に、今作の新曲のレコーディングが終わっていたんです。だから、時間があったぶん、自分たちも丹精を込めて作ることができました。

――そういうことだったんですね。今回の作品のために、日本オリジナルの新曲として作ったのは「NEW WORLD」「KINGDOM」「BACK IN TIME」の3曲ですが、「NEW WORLD」は、アルバム全体のイントロのようですね。

ヒムチャン:本当にその通りで、初めてのフルアルバムを出すにあたって、まずここから入っていくっていう導入部分に当たる曲だと思います。皆さんも気に入ってくれているといいな。

デヒョン:この曲が、これからはじまっていく一枚のアルバムを暗示してくれますよね。順番に聴いていくと、僕たちが持っている抱負や意思を感じてもらえるんじゃないかなと。

ZELO:「NEW WORLD」は、韓国の人が作っているんですけど、今回は日本のオリジナル曲として、日本語で歌詞もつけられていますが、これを今度韓国語で作ってみたらどんな感じになるかな。曲自体のフィーリングも新しいですよね。不思議な雰囲気ですし、独特でかっこいい。

――「NEW WORLD」で新たな世界に踏み出して、その後に「KINGDOM」(王国)を見つけるというような流れを感じます。

ZELO:そうですね。

デヒョン:1stフルアルバムなので一番B.A.Pらしいものにしたいという思いがあったので。日本の皆さんは、僕たちの強烈なイメージを持ったコンセプトを好きでいてくれるので、1曲目の「NEW WORLD」、2曲目の「KINGDOM」が生まれたのかなって思います。

――「KINGDOM」はライヴで見るのも楽しみですよ。

ヒムチャン:イントロの英語のモノローグは僕が担当しているんですよ。英語はあまり得意ではないんですが、願いを叶えるには耐えることも必要だっていう表現に共感します。

ZELO:ラップではどの曲も高速ラップがあるので、日本での活動を始めたばかりの時は戸惑うことも多かったんです。「KINGDOM」は仕上がってから何度も聴いているんですけど、自分自身、日本語があまり上手くはないので、ちゃんと伝わっるのかちょっと心配です。

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