【連載】THE BOHEMIANSの5人全員かたまりダイナマイト連載[Vol.51]平田ぱんだ「ロックンロール的映画相談」

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学生や新社会人のみなさんにとっては新生活がスタートした今日このごろですが、THE BOHEMIANSの春のツアーも近づいてきましたね~。このツアー、なんと8cmシングル盤(!)「恋の8cmシングル」が会場限定でリリースされるわ、各公演のゲストバンドが発表されたかと思いきやファイナルのゲストがTHE BOHEMIANSだわ、いろいろとお騒がせしております!もちろん今回の連載でも、平田ぱんだ氏がツアーについてもお話してくれますよ。そしてお楽しみ、今回の映画作品はジョン・レノンにも影響を与えたあのカルト界の巨匠にまつわる作品です。

◆平田ぱんだ「ロックンロール的映画相談」
◆第11回:『ホドロフスキーのDUNE』

  ◆  ◆  ◆

お久しぶりです

いつぶりでしょうか

「THE BOHEMIANSの五人かたまりダイナマイト連載」の「平田ぱんだの番」はいつぶりなんでしょうか

ここはメンバー五人順番でまわしているウェブスペースなんで中々僕にまで順番がまわってこないもんで

いつぶりだか本当に忘れてしまいました

ボヘミアンズという集団は全員「おさぼり」ってわけではないんですけど少しばかり「おっとり」なところがございましてね

ほんとほっとくと一年とか経ちますもんね「僕の番」まで

前回は完全に「一年以上経過」したことだけは覚えています

つーことでグーグルで「五人かたまりダイナマイト連載」と検索

前回の「平田ぱんだの番」がいつだったのかを把握してみました

ほう「五月二十五日」

いまは「四月六日か(書いているのは)」

予想通り一年くらい経っているじゃないか

つーかさ

そんなことよりさ

ついでで

「大体一年前」の僕の記事を

読んでみたんだけどさ

普通に

「滅茶苦茶いいこと書いてるなコイツ」

って思いました

いや知ってたんだけどさ

「自分がいいこと書くやつ」だってことは

でもまさか、

ここまでとは、、、

みたいな

おっと

「自画自賛」はこれくらいにしておくか

今日も謙虚にいくぜ!!!

つーことで

「大体一年ぶり」にやらせて頂きます

「平田ぱんだのロックンロール的映画相談」

まあ今日は珍しく「告知要項のあるタイミング」で僕に順番がまわってきたんで

まあそっちに合わせた記事を書かせてもらおうかなみたいな

どんな「告知要項」があるかと問われれば

「二年ぶりの対バンツアー」



「それの土産物のニューシングル」

の話をするわけだが

まず二年ぶりの対バンツアーについて話すと

二年前のやつはさ、それはそれでけっこー俺ら的に「かけてるツアー」でさ

それまで誰かの案にのっかってるだけだったボヘミアンズがさ

「はじめて自分たちで企画したツアー」だったわけで

あえて対バンのスタイルで「自分らのリスペクトするベテランから若手のロックンロールバンド」のパワーを借りてぶちあがろうってツアーだったわけですよ

大抵ボヘミアンズは「ぶちあがりの頃合いに春に対バンツアーを行う習性」がある、かどうかは定かではないのだが

それを二年ぶりにやることにしたわけですよ

ぶちあがりたくてね今年は特に

なんせ去年久々に「いいアルバム」を出せたこともあってね

このいいムードの維持のためにも対バンツアーでなければならなかったと専門家は指摘するような気がするね

今回の対バンのラインナップもリスペクト対象バンドが出揃いました

京都磔磔では
ロックンロールでしかない集団「ニートビーツ」

名古屋UPSETでは
愛の正しき大騒ぎ集団「LOVE人間」

ほいで

キメ所ミセ所ウリ所完全一致のある意味最大のライバル集団「ボヘミアンズ」

いいんじゃないのー

予感にまみれてるじゃないのー

今回はこの全三ヶ所に集約します

体感したあなたの「イカすバンド天国とはこのことか」っつー感想を待ちます

そして

このツアーに関わる各地への置き土産も既に用意済みですわ

それは

「恋の8センチシングル」

というタイトルの

「会場限定販売品」

でして

この作品はボヘミアンズの連中が音楽の魅力に目覚めたあの幸福の年「西暦1996年」頃に全盛を誇ったあの「8センチシングル」という「その名に恥じない仕様」をとらせていただいていたりします

八センチシングルなんて現在一切大量生産されてないので

「思ってるより作るのに金がかかっている」

ということだけはご認識頂きたいところですな

勿論内容もいいぞ!!!

八センチシングルへの思い入れの量はこの曲の作者のビートりょうがけっこーあるとかないとからしいから

ワシからはこのくらいにしておきましょうか

さて

宣伝も済んだし

映画の話でもするか

そうです

ここは

「映画を通してロックンロールの魅力を伝える場」

なんです

今日はちょうど「宣伝のタイミング」とバッチリあったこともあるので

「1996年頃の映画」の話でもしましょうかね

「宣伝要項」に寄り添っていくぜ!

「1996年頃」が音楽への目覚めの期だったことは間違いないんですわたしかに僕は

なんかテレビでスピッツを見た瞬間に目覚めたってことにしている

ロックンロールへの目覚めはもっと大分後だけど

じゃあ「映画への興味関心の目覚めいつだったか?」と問われれば

やっぱり「1996年頃」だったんじゃないかと思いますねえ

映画への興味自体は「日曜洋画劇場」とか「金曜ロードショー」とかで「アーノルドシュワルツェネッガーやシルベルタスタローン」に大いなる魅力を感じて、、ってのがまずなんだけど

あくまでそれはアクトやアクションへの関心であって映画そのものへの期待や関心ってわけではなかった気がするんですな

興味の対象は一大エンターテインメントだったんだよな

向こうからでかい楽しみがやってくるのを待つっていうかさ

で、大体「1996年頃」に公開されたはずの

「トレインスポッティング」が

今にして思えば

きっかけ!

って感じだった気がするなあ

これはイギリス映画かな?

多分

なんか寝る前にテレビの今月公開の注目作!みたいな番組で予告をみたんだよねたしか

「あ、これは違うっぽいぞ」って思ったことだけは覚えているね

それまで金がガンガンかかった大作映画しかしらなかったからさ

なんかそれとは違う楽しい映画があるくさいぞ!って思ったんだあの時

たしかな予感がした

覚えてないけどきっとそうさ

でも結局は同時期に公開されてた「インディペンデンスデイ」をみにいくことを選んだんだったかな

何しろ子供だからさ

同時期に二本も劇場に足を運ぶ財力はないわけよ

でもそれからもトレインスポッティングはずっと気になってて

「レンタルビデオ」でようやくみたんだよ

で、子供当時の感想は

「思った通りだ!」って感じだったはずだね

なんというか

「かっこいいぞ!」

って思ったと思うなあ

映画の主人公達が具体的にどういう行動をとっているかみたいなもんはおそらく把握してなかったと思うんだけどさあ

「しらないぞ!これは!」って興奮だけがあった気がするね

でもそれを契機に「僕のとこまで届いてないだけで面白い映画は沢山存在しているくさいぞ!」って意識をもつようになったのはたしかかな

当時トレインスポッティングは全世界でけっこーな大ヒットをしてさ

その後ちょっとしたミニシアターブームみたいなのを生んだり模倣みたいなムードの作品が巷に溢れたような気がするな

でもなにぶん子供だったもんでそんな気がしてただけかもわからん

とりあえずトレインスポッティングみて僕が映画を自発的に探してみるようになったことだけはたしかだよ

トレイングスポッティング略してトレスポは使われてる音楽もロック音楽一色って感じでねえ

後々サントラ買ってけっこーきいたねえ

イギーポップのラストフォーライフとかアンダーワールドのボーンスリッピーとかがこんな有名なのってこの映画のヒットによるところが大きいもんね多分

1996年頃のキッズの僕の映画のあれはとりあえずトレスポが一番でしたねえ

シュワちゃん映画、ロボコップ、ブルースリーに次ぐ強いヒットだったトレスポは僕の中では

こんな話してたらなんかもう少しだけお話したい気になってきたわ

どうせまたここの順番がまわってくるのは「一年くらい後」だろうし

じゃあついでだからこのまま「私的映画のおもひで」でも語ろうかしら

「八センチシングル」とかいう懐古ムンムンな作品をリリースするワシらにはうってつけじゃろうて

で、そのトレスポのあとにくる強い出会いだった作品はなにかと言われたら

「エルトポ」

かなあ

初めて見た時は

「全然面白くねえ!それ以前によくわかんねえ!でも、これだ!!!」

だったねたしか

「この僕にピッタリだ!!!」

ってなんか必要以上に思った気がする

その後同監督作品の「ホーリーマウンテン」みて

「相変わらず全然面白くねえし全く共感がわかないのだけど、、、これだ!!!」

っておもった気がするわ

「エルトポ」と「ホーリーマウンテン」は子供の頃の僕の心をわしづかみにしたね

「これでいいのか!よかったのか!そうかそうか!」っていう答えみたいなもんを感じたんだなあ

全然わかってないし、全然面白いと思ってないんだけどさ、なんかそう強く思ったんだねえ

そっからはしばらくみる映画が「カルト映画一直線」みたいな感じになったような気がするわ

そーいや去年だか一昨年だかに公開された「ホドロフスキーのデューン」は久々心動くナイスムービーだったよ

ホドロフスキーってのはその「エルトポ」「ホーリーマウンテン」の監督アレハンドロ・ホドロフスキーの未完の大作デューンにまつわる話をするドキュメンタリー映画なんだけどさ

この映画で初めて俺は大人になってついに「アレハンドロ・ホドロフスキーがガンガンしゃべりちらす姿」を目撃するわけ

それがもうなんつーか「期待通りの人」なわけよ

少年の頃にみて「なんかよくわかんけどすげえ!この俺にピッタリだ!!」って思った映画の監督がさ、オトナになってから喋り散らしてる姿をみてみたらさ、「なんかよくわかんけどすげえ!この俺にピッタリだ!!」って同じ印象なわけよ

しかも話してる内容のほとんどが「勇気にまつわる話」なわけよ

ここんとこながめた映画で最も感動したといっても過言じゃあないね「ホドロフスキーのデューン」

全速でオススメ

俺がロックンロールにひかれる理由の中に

「その人間の爆発の様子」って項目があるんだけどさ

爆弾とかの爆発じゃなくてなんつーか「正しい爆発」みたいなやつ

誰もが望んでいた形での爆発っつーかさ

それはその人のことに興味があればあるほどに

そしてその人への愛がふえれば増える程に

まぶしく光るもんでしてね

「いえーいやったぜひゅーひゅー!やったぜー!これこそがロックンロールだ!」とか普通に思うし

「ずっとずっとベロンベロンなめまわして味わってたいぜイェイイェーイ!」とか思っちゃったりもするわけよ

ホドロフスキーは「爆発」してたね

超エネルギッシュジジイ

最近ちょっと勇気が足りないなんてあなたには全速でオススメだね「ホドロフスキーのデューン」

おお、おもひで話をしていたら自然と「ロックンロール的にオススメの映画の話」をしていてしまった

いいぞ!

つーことで第十一回目の「ロックンロール的映画相談」は「ホドロフスキーのデューン」でした



唐突に終わってしまった

そこもロックンロールらしいといえばらしいだろう?

まあ少しばかり「宣伝要項」と「おもひで」によりかかり気味な今回だったが、後悔はしていないよ

ああすごく書いていて楽しかったぜ

最後まで読んでくれてありがとう

とても嬉しい

愛してる

君を

ああああああああああ愛してる

ういー

次はエレキギタービートりょうの番か

夏の前くらいにあがると思うぜ

しらんけど

そろそろ順番変えたり他のメンバーのネタをやってみるとかもやりたいなあ

俺が料理したりとか?

めんどくせー

いつの日か、必ず

つーことで

じゃあな

アデオス

  ◆  ◆  ◆





「恋の8cmシングル」発売記念!? THE BOHEMIANS “夢の1996 TOUR” 2016

2016年4月20日(水) 京都 磔磔
OPEN 18:15 / START 19:00
ゲスト:the NEATBEATS

2016年4月21日(木) 名古屋 CLUB UPSET
OPEN 18:15 / START 19:00
ゲスト:THEラブ人間

2016年5月1日(日) 高円寺 HIGH
OPEN 18:00 / START 18:30
ゲスト:THE BOHEMIANS

[チケット]
料金:前売¥3,240 / 当日¥3,780(税込、ドリンク代別途要)
オールスタンディング・整理番号付

シングル「恋の8cmシングル」

※ライブ会場限定販売/4月20日(水)京都磔磔ライブ~ 発売
¥1,000(税込)

1. 恋の8cmシングル
2. 恋の特効薬 999番
3. 恋の8cmシングル(ORIGINAL KARAOKE)
4. 恋の特効薬 999番(ORIGINAL KARAOKE)

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