レーモンド松屋、本人の目の前でファンが歌いまくるカラオケパーティーを開催、ギターを手に新曲も披露

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2016年4月3日(日)、東京・品川のビッグエコー品川港南口駅前店で、レーモンド松屋のカラオケパーティーが開催された。集まったファンは、レーモンド松屋の曲を本人の目の前で歌って競い合ったほか、レーモンド松屋本人の艶やかな歌声にも間近で酔いしれることができ、ファン冥利に尽きる幸せな時間を楽しんだ。

このパーティーは、ユニバーサルミュージックジャパンと第一興商の協力により、カラオケのDAM★ともの<レーモンド松屋なりきり選手権>と題したイベントのフィナーレを飾るものとして開催された。この日は、事前にカラオケ店舗で3曲の課題曲(レーモンド松屋の「夜明けのブルース」、「博多ア・ラ・モード」、「望郷屋台酒(アルバム.Ver)」)のいずれかを歌い、DAM★とも動画またはDAM★とも録音で応募したファンの中から、抽選で選ばれた10組20名が招待された。集まったファンの多くがオシャレで“大人”な雰囲気の夫婦やカップル。全国各地から集まったということだが、みんなが同じレーモンド松屋の大ファンということで、すぐに打ち解けて楽しげな会話が飛び交い、会場となったパーティールームには和やかな空気が流れていた。


そこへレーモンド松屋が登場すると空気が一変、大きな歓声が上がる。いよいよカラオケパーティーのスタートだ。今回は、参加者の各組のうち1名がDAMの最新カラオケでレーモンド松屋の楽曲を歌う。そしてユニバーサルミュージックジャパンのレーモンド松屋担当ディレクターとプロデューサー、それにレーモンド松屋が審査を行ない、最後に受賞者3名が決まるというシステムになっている。


そんなシステムの説明もそこそこに、さっそく歌唱タイムがスタート。まずはチロリアンハットをダンディにキメた男性から。トップバッターということもあって多少緊張ぎみの面持ち。“手が震える”とも言っていたが、メリハリも効かせて軽快に「望郷屋台酒」を歌い上げた。続いて福島から来たという、これまたハットでキメた男性。大人っぽく見えたがなんと14歳ということで、驚きの声とあたたかい拍手に包まれた。そして「博多ア・ラ・モード」を歌い始めると、その上手さに一同またビックリ。情感こもってムードいっぱい、タメも効いていてコブシもよく回る。声もいい。10代の若者とは思えない完成度の歌唱力に、会場から大きな歓声と拍手が送られた。


こんな調子で次々に10人がレーモンド松屋の楽曲を歌っていく。みんなとても歌が上手いし、レーモンド松屋の曲が大好きだという気持ちもよく伝わってくる。1人が歌い終わるたびに審査員から講評がコメントされるのだが、リズムの乗せ方や曲の構成の捉え方、歌詞のつかみ方といった細かい歌唱指導も入った本気のコメントばかり。中には“テンポが突っ込むところが2か所あった”というようなシビアな指摘さえあったほどだが、それも本当にみんなが上手かったからだろう。また、こういったカラオケ審査の場合、歌うのは1コーラスのみということも多いのだが、今回はフルコーラス。アウトロもカットせずすべて再生され、みんなでレーモンド松屋の楽曲をフルに楽しもうという、あたたかい雰囲気に満ちあふれていた。


“歌に集中したいんで、みんなに背中を向けるけどいいですか”と言ってモニターを見つめながら熱く歌い上げた男性や、ビブラートの上手さに歓声が上がった男性、身体全体でリズムをとりながらパワフルに歌った女性、“いつもと違ってお酒がないので不安”と言いながらもノリノリで歌った男性などが次々に登場。歌い手の一挙一動に拍手や歓声が沸き、パーティーは大いに盛り上がった。課題曲が3曲ということで、同じ曲を歌う人も多かったのだが、誰もが曲を自分のものにしていたから、どれも個性が表れた曲になっていて、味わいも少しずつ違う。だから、同じ曲が繰り返し歌われても飽きることなく楽しく聴ける。短い休憩をはさんで、10人の歌唱タイムはあっという間に終了してしまった。



そして次はいよいよ“ご本人登場”。これまでファンの歌唱をじっと聴いていたレーモンド松屋がパフォーマンスする番だ。レーモンド松屋がマイクの前に立つと、間近で本人の歌声を聴けるという期待感からだろう。これまでよりずっと熱い拍手が沸いた。まずはメジャーデビュー曲である「安芸灘の風」。軽やかでありながらも、ドラマチックなほど感情豊かな歌声に、ファンたちはみんなノックアウト寸前といった雰囲気だ。続いてレーモンド松屋がギターを取り出すと、あちこちから「うれしいっ!」と悲鳴のような声が上がった。そしてそのギターを弾きながら、5月25日にリリースが決まっている新曲の「星空のエレベーター」と「Kissしてハグして大阪」、両A面を2曲とも披露する大サービス。テンポのよい曲、そこに乗る色っぽい歌声が、そこにいた全員を完全にノックアウトしてしまった。


最後に、審査結果が発表された。14歳とは思えない堂々とした歌いっぷりだった男性がDAM賞、感情をいっぱいに込めて情熱的に「夜明けのブルース」を歌った女性がユニバーサル賞、そして最優秀賞となるレーモンド賞は、本人同様にサングラスで渋く決め、低音から高音まで美しく響かせて「望郷屋台酒」を歌った男性が受賞。3人にトロフィーが贈られた。その後、全員での記念写真、そしてレーモンド松屋との2ショット写真の撮影ですべてが終了。全員が幸せそうな笑顔で帰途についた。

◆レーモンド松屋へのミニ・インタビュー
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