アヴィーチー「ファンのリアクションにほっとした」

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2016年でツアーを終わりにすると宣言したアヴィーチーは、発表前は不安で仕方なかったが、ファンやほかのアーティスト、メディアの反応が温かく、ほっとしたという。

◆アヴィーチー画像

アヴィーチーは3月終わり、「人生でやりたいことがいっぱいあるって気づいた。いろんな分野に強い関心を持っているけど、それを探求する時間がほとんどない」と、2016年でツアーから引退すると発表していた。

その宣言後、『Billboard』誌のインタビューに答えたアヴィーチーは、「発表するときナーバスになっていたんだ。感謝の気持ちを持っていないって思われるんじゃないかって。でも、ほかのDJやアーティスト、業界にいる友人達からたくさん支援のテキスト(メッセージ)が届いた。ファンの反応も素晴らしかった。メディアの反応さえも。想像していたよりすごくよかった」と話した。

アヴィーチーは近年、飲み過ぎも原因だった急性膵炎、盲腸、胆嚢など何度か健康上の問題が浮上し、公演をキャンセルすることがあった。これもツアーから身を引く要因の1つだったという。「自分の健康のためにしなきゃいけないことだった。このシーンは僕向きじゃない。公演や音楽のことを言ってるんじゃない。それにまつわる他のことだよ。自分にとって自然だと思ったことがなかった。僕は基本的に内向的な人間なんだ。だから、いつもハードだった。ネガティブなエネルギーをため込んじゃったんだと思う」

ツアーを止めることで、プライベートの生活を取り戻し、自分自身に焦点を当てることができるため、いまは自由を感じているという。「これまでの人生で最も難しい決断だった。でも、いまのところ、精神面ではとてつもない利益があった。これまで以上にハッピーだし、ストレスがなくなった。もうライブをやらないとは言わないけど、ツアーの生活に戻るとは思えない」

アヴィーチーは4月終わりからラスベガスで長期公演を開き、夏にヨーロッパで20近い公演を開く。音楽活動を止めるわけではなく、これらの公演で新曲も披露するという。

Ako Suzuki
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