チープ・トリックのロビン「AC/DCのフロント、やりたい!」

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チープ・トリックのフロントマン、ロビン・ザンダーは、ブライアン・ジョンソンからゴー・サインが出たら、是非ともAC/DCの“ゲスト・ヴォーカリスト”になりたいそうだ。

◆チープ・トリック画像

AC/DCは先月、ジョンソンに聴力を完全に失うリスクがあるとドクター・ストップがかかったため、ツアーをキャンセルした。その際、延期する公演は「おそらくゲスト・ヴォーカリストを迎え行なう」と発表していた。

ザンダーは『Rolling Stone』誌にこう話したそうだ。「やりたいよ。でも、ブライアンの承認が欲しい。彼の顔を立てずにやるなんてことはしたくない。でも、もし彼が“いいよ”って言ったら、僕はやる。それで、金は誰かに寄付する」

アンスラックスのスコット・イアンは、AC/DCはブライアン・ジョンソンなしで続けるべきではないとの見解を述べたが、ザンダーはそれには同意しないという。「彼らはAC/DCだよ。みんな、彼らの曲を聴きたがっている。もちろん、ブライアンで聴きたいが、もしブライアンがいないのであれば、誰かほかの人を連れてくればいい」

AC/DCはこの延期した公演とは別に、5~6月にヨーロッパ・ツアーを開催する予定。ヴォーカリストが誰になるのか、まだ発表されていない。アクセル・ローズとスタジオに入ったとの噂もあるが、ガンズ・アンド・ローゼズの再結成公演に忙しい彼がどこまで関与できるのか、準備する時間が十分とれるのか定かではない。AC/DCがヨーロッパ・ツアーを行なう期間、ガンズ・アンド・ローゼズの公演はないが…。

チープ・トリックは金曜日(4月8日)、ロックの殿堂入りを果たした。キッド・ロックが彼らのプレゼンターを務め、バンドは「I Want You To Want Me」「Dream Police」「Surrender」、ファッツ・ドミノのカバー「Ain’t That A Shame」をプレイしたという。

Ako Suzuki
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