吉田省念、6年ぶりのAL完成。ゲスト陣に細野晴臣ら

吉田省念が、完全セルフプロデュースによる6年振りのアルバム『黄金の館』を5月18日に発売することが発表された。

◆アルバム『黄金の館』ジャケット画像

くるりの活動を経て、暖めてきた楽曲達が遂に完成した。アルバム『黄金の館』は、正統なロック・ルーツサウンドから、フォーク、ブルース、アヴァンギャルドまで吉田省念が歩んで来た道のりを凝縮し、京都から発散するほんわりとした甘酸っぱいサウンドにミックス。ゆったりと濃密な時が進むような内容であるという。また今作は、吉田が多岐にわたる楽器演奏を自ら紬ぎながら、細野晴臣、柳原陽一郎（exたま）、伊藤大地、四家卯大、谷健人（Turntable Films）、植田良太、めめ、さいとうともこ（Cocopeliena）といった豪華なゲスト陣が参加している。

なおエンジニアには、ドイツに渡り、NEU・クラウスティンガー（ex KRAFTWORK）と共に音楽活動を行っていた尾之内和之を迎え、自宅・省念スタジオで収録した“執念の快心作”でもあるとのことだ。

今作に関して柳原陽一郎（ex.たま）、奇妙礼太郎、蔡忠浩（bonobos）からそれぞれコメントも寄せられている。

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「ライ・クーダーや細野晴臣氏のように過去のさまざまな音楽のエッセンスを現代に蘇らせる名工が作った作品の佇まいがあるし、その飾り気のない純朴な歌いっぷりから、京都系フォークシンガーの佳曲集とも言っていいかもしれない。」
── 柳原陽一郎（ex.たま）

「言葉にならないです。果てしなく胸の奥の奥の真ん中の部分に触れる。揺れる。夢中で聴いている。」
── 奇妙礼太郎

「去年、舞台音楽の現場を長く共有した省念くんのソロアルバム『黄金の館』すばらしい作品でぼくもうれしい！なつっこいメロディに朴訥な歌声、かなりねじれたアレンジと底なしのギターアイデアが最高ですよ。こんな人と一緒に音楽を作れてたのが僕は誇らしいです。多くの人に聴いてもらいたい！！」
── 蔡忠浩（bonobos）

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また、今作を携え、5月14日（土）の京都・拾得公演を皮切りにツアーも行われる。




◆吉田省念 オフィシャルサイト