AC/DC、ブライアン・ジョンソンが声明を発表

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聴力が悪化し現行のツアーから退いたAC/DCのブライアン・ジョンソンが火曜日(4月19日)、声明を発表した。しばらくライブ・パフォーマンスは無理だが、引退はないという。

◆AC/DC画像

彼は、先のプレスリリースでは自分がファンへ伝えたかったことが伝えきれていないと感じ、ツアーから撤退した理由を自分の口から説明したいと、以下のような声明を出した。

「3月7日、聴力損失の分野でトップクラスの医師たちによる一連の検査を受けた後、このまま大きな会場でパフォーマンスし続けたら、聴力を完全に失うリスクがあると告げられた。その日、この知らせの現実に震え上がった一方、部分的な難聴がステージ上のパフォーマンスの妨げとなり始めていることに気づいてもいた」

「ステージでギターの音を聞き取るのが難しくなっていた。そして、他のミュージシャンの音がちゃんと聞こえないため、自分のパフォーマンスの質が落ちているのではないかと恐れていた。正直に言って、僕は道義上、これを許すことはできない。ファンのために僕のパフォーマンスは最高水準にあるべきだし、何らかの理由で僕がそのレベルでパフォーマンスできないのであれば、僕はファンをガッカリさせたり、AC/DCのほかのメンバーに恥をかかせるわけにはいかない。僕は簡単にあきらめる人間ではないし、始めたことは終わらせたい。しかしながら、医師たちは、残りの公演や多分、それ以降のステージでのパフォーマンスを止めるしか選択肢はないと、僕やバンド・メイトにはっきり告げたんだ。僕のプロ生活で最も暗い日だった」

「その日から医師と何度か話し合ったが、かなりの聴力が損傷もしくは完全に消失してしまうリスクなしに、僕は近い将来、音のレベルがいまの自分の許容範囲を超えるアリーナやスタジアム・サイズの会場でパフォーマンスすることはできなくなるだろうと思われた。それまで、痛みや聴力の障害はあっても最善を尽くしてきたが、もはやそれは耐え難いほど悪化し、リスクが大きくなり過ぎた」

「僕は、みんなが想像する以上にこの展開に打ちのめされている。これまでの人生で、これほど感情的になったことはない。この36年間、AC/DCの一員として、何百万もの献身的なファンのためにアルバムを作りパフォーマンスしてきたのは、僕のライフワークだった。それなしに前へ進むなんて考えられない。しかし、僕に選択の余地はない。1つだけはっきりしているのは、実際その場にいないとしても、僕のスピリットはいつもAC/DCの公演にあり続ける」

「最も重要なことだが、キャンセルした公演のチケットを購入したファン、長年ゆるぎなく、僕とAC/DCをサポートしてくれているファンをがっかりさせてしまい、申し訳なく思っている。みんなから寄せられる優しい言葉、お見舞いだけでなく、AC/DCへの長年にわたる忠実な支援に対し、僕がどれだけ深く、心から感謝しているか、言葉で言い表すことはできない。そして、僕を支援してくれるアンガスとクリフにも感謝する」

「最後に、僕はリタイアするわけではないとファンに断言したい。医師からスタジオでのレコーディングは続けることができると言われたし、僕はそうしたいと思っている。いまは、聴力をよくするため治療に専念する。聴力が回復し、ライブ・コンサート・パフォーマンスに復帰できるようになることを願っている。どうなるかはわからないが、僕は楽観視している。時間が経てばわかるだろう」

「もう一度、みんなのサポートや理解に感謝する」

AC/DCは、ブライアンの代わりにガンズ・アンド・ローゼズのアクセル・ローズを迎え、来月ツアーを再開する。

お大事に。

Ako Suzuki
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