【ライブレポート】me-me*が卒業ライブ。「4年間本当に、ありがとうございました」

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そして、何番目かに映し出されたのはMary先生。想いをしたためた手紙を用意した先生は、瞳を潤ませながらそれを読み上げる。

「Maikaちゃん。いつも笑顔のMaikaちゃん。本当に辛くて泣きそうなこともたくさんあったと思うのに、まったく辛い表情はみんなには見せず、いつもme-me*のことを一番に考える姉御。そして私の事まで気遣ってくれるやさしいMaikaちゃん。me-me*イチの努力家さんで、そんなMaikaちゃんのことが大好きでした。」

「かみしぉ。大人しそうに見えて、一番ユニークで、ユーモアに溢れたかみしぉ。ダンスのスキルは完璧なのに、絶対天狗にならないで、いつも一生懸命で、遅れをとっている娘にもやさしく歩調を合わせて教えてあげる、そんな姿が大好きでした。」

「るか。褒めるとなぜかびっくりする、るか。辛い時は隠すことなく顔に出すので、ついつい弄りたくなる、るか。そんなかわいこちゃんでした。ダンスの成長はme-me*の中では一番見られたと思います。実は、すごく芯がしっかりしているるかが大好きでした。」

「はたちゃん。一番負けず嫌いなはたちゃん。すごく素直なはたちゃんは、注意するとムスッとするし、褒めるとすっごく嬉しそうな顔をする、裏表がない娘。教え始めて1年半位たった頃かな。“先生、ダンスがすごく楽しくなりました”と、キラキラとした目で話してくれた時、私は本当に嬉しかった。そこからの成長は凄まじくて、本当に人間味があるはたちゃんが大好きでした。」

「me-me*のみんな、本当に今までありがとう。みんなの頑張りに、笑顔に、すごく励まされた3年間でした(※編集部 注:Mary先生はデビューからではなく途中からme-me*のプロジェクトに招聘された)。ありがとう。me-me*は、私のずっとずっと大好きなグループのひとつであり、一生誇れる生徒たちです。本当におつかれさま。ありがとう。また、笑顔で再会しましょう。」

先生からの温かいメッセージに、メンバーも、me-mer*も鼻をすすり、まつげを濡らしていた。

「あと2曲で、私たちのライブが終わります。最後まで目に焼き付けてください。私たちの力強さをみなさんに聴いてほしいです。」

第一部も終盤に差し掛かり、Maikaの曲紹介で披露されたのは「WOMAN」。<何度泣いても何度傷ついても / 立ち上がるの 輝くまで>と、彼女たちの生き方をCHIHIROが歌詞に落とし込んだような言葉の数々がメロディーに乗り、そしてDJ Deckstreamが極上の服を着せるように彩ったこの決意の歌が広がる。そして本編ラストは、SWEEP提供によるR&Bテイストのチューン「Make it Last forever」が、セクシーかつクールなme-me*の残り香を記憶へと刻み込まれていった。
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