ロジャー・ダルトリー、アクセルのAC/DC参加に「勘弁してくれ」

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アリス・クーパーは、アクセル・ローズがAC/DCのツアーに参加することを好意的に受け止めているが、ファン同様、異を唱えるミュージシャンもいる。ブライアン・ジョンソンと旧知の間柄のザ・フーのフロントマン、ロジャー・ダルトリーもその1人だ。

◆AC/DC画像

ダルトリーは、Postmedia Networkのインタビューでこう話したという。「僕は本当にブライアンのことを気の毒に思う。長年、バンドに尽くしてきて、これでは断腸の思いに違いない。僕は、(AC/DCが)メディアやブライアンに対して出した別れの声明は、控えめに言っても、かなり素っ気ないと思った。彼に同情するよ。傷ついたに違いない」

「ブライアンと話した。彼には、人生でほかにもやりたいことがいっぱいある。僕は、ブライアンがAC/DCのことを恋しく思うより、AC/DCのほうがブライアンを恋しく思うようになると見ている」

そして、AC/DCがアクセルを迎えツアーを続けることに対して、ダルトリーは「アクセル・ローズとのカラオケを見に行けって? 勘弁してくれ(笑)」と話したそうだ。

AC/DCが先週末(4月16日)発表した声明には、「ブライアンの聴力の問題や今後の活動全てが上手く行くよう願っている」との一文があり、ブライアンがこの先、バンドと別の道を進むかのようにも解釈できたが、ブライアンはその後、AC/DCのサイトを通じ「引退はしない」「医師からスタジオでのレコーディングは続けることができると言われたし、僕はそうしたいと思っている」との声明を出している。

Ako Suzuki
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