【ライブレポート】H ZETTRIO、子どもたちに極上の生音をプレゼント

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5月5日、H ZETTRIOが東京・ティアラこうとう 大ホールにて<WONDERFUL FLIGHT TOUR 2016 ~Acoustic & Electric~こどもの日Special>を開催した。

◆ライブ画像(全12枚)

オフィシャルから届いたレポートを掲載する。

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今回のコンサートは生音をより良く伝えることに重点が置かれたもの。ライブハウスがメインとなっている同ツアーの他公演と差別化を図り、クラシック音楽用のホールである ティアラこうとう 大ホールが会場として選ばれた。“生音重視”をコンセプトにクラシックホールで演奏が行なわれるのは、昨年実施された神奈川・ミューザ川崎シンフォニーホール公演から約1年ぶりとなる。


コンサートの冒頭でH ZETT M(Pf)は、この日のために制作した“新兵器”だという青い光を発する鍵盤ハーモニカを持って登場し、一人で「こいのぼり」を披露。それから、テレビCMソングに起用された「あしたのワルツ」、昨年発売した2ndアルバムからのベストセレクト曲、ここ最近頻繁にリリースし続けている配信シングル曲などを次々とパフォーマンスしていく。

「ダイナミックにとろけて」では曲の要所要所で“Z”の形を手で作り、ステージと会場が一つに。H ZETT Mは演奏後、この曲はある大物バンドのコンサートでバンドと観客が一斉にあるアルファベットの文字を手で作っているところを見て作ったとネタを明かして笑いを呼んだ。


アンコールでは、H ZETT NIRE(B)が弓でウッドベースを弾くというパフォーマンスを披露。指で弾く以外の演奏方法を見たことがなかった子どもたちの目を釘付けにし、「かっこいい!」という声援で演奏がストップしてしまうほどの盛り上がりをみせた。


ラストは今ツアーのタイトル曲でもある「Wonderful Flight」。楽曲に合わせて雲と青空の映像に会場が包まれるというドラマチックな演出により、“次世代の子どもたちに希望を”という理念が表現され、大人も子どもも一緒になってこの日の最後を飾るにふさわしい“フライト”を楽しみ、ステージは締めくくられた。

終演後はサイン会を実施し、さっきまでステージ上にいたメンバー達との間近での対面に緊張してしまう子や、素直にはしゃぐ子、モジモジしてしまう子など、その反応は様々ではあったが温かい空気がホールのエントランスにまで広がっていた。

5月12日には全国ツアー第2弾<WONDERFUL FLIGHT TOUR 2016 ~Acoustic & Electric~ Another Sky>がスタートするH ZETTRIO。関東圏ファイナルとなる6月24日神奈川・横浜Bay Hallでは、新たな企画を準備中とのことだ。続報をお楽しみに。


photo:Yuta Ito

<WONDERFUL FLIGHT TOUR 2016 ~ACOUSTIC & ELECTRIC~ Another Sky>

5月12日(木)千葉 LOOK
5月14日(土)山梨 桜座
5月15日(日)群馬 Club JAMMERS
5月18日(水)青森 BLACK BOX
5月20日(金)福島 郡山CLUB #9
5月21日(土)新潟 器 -UTSUWA-
5月22日(日)富山 フォルツァ総曲輪
5月30日(月)岐阜 Ants
5月31日(火)奈良 NEVERLAND
6月2日(木)徳島 P-Paradise
6月3日(金)高知 ALTEC
6月4日(土)鳥取 AZTiC laughs
6月7日(火)鹿児島 SR HALL
6月8日(水)熊本 B.9 V2
6月10日(金)長崎 DRUM Be-7
6月11日(土)佐賀 RAG-G
6月13日(月)滋賀 B-FLAT
6月14日(火)三重 松阪M'AXA
6月17日(金)埼玉 HEAVEN'S ROCKさいたま新都心 VJ-3
6月18日(土)茨城 GEORGE HOUSE
6月19日(日)栃木 悠日
6月24日(金)神奈川 横浜Bay Hall
7月10日(日)沖縄 output
料金:前売¥5,000/当日¥5,500
※ドリンク代別

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