【ライブレポート】「サイヤ人、好きですか?」 GEM、現体制ラストワンマンで武田舞彩は超サイヤ人になる宣言

ツイート


10人組ガールズグループ・GEMが、5月8日に品川ステラボールにて、ワンマンライブ<GEM Live Mixture 2016 ~Best 10ct Forever~>を開催。武田舞彩が6月25日のライブイベントをもってロサンゼルスに長期留学に行くことが決定している彼女たちにとって、この日のライブは、現行の10人で行なう留学前ラストワンマンライブとなった。

◆<GEM Live Mixture 2016 ~Best 10ct Forever~>画像

ライブのオープニングは、おなじみ「Girls Entertainment Overture」。品川ステラボールを埋めた観客がメロディーに合わせて歌い、まるでスタジアムに響くサッカーのチャントのような雰囲気を作り上げて、品川のステージに上がる10人を鼓舞。さらに、メンバーそれぞれのダンスに合わせてオーディエンスは名前を叫び、期待感を高めていく。

シルバーの衣装(アルバム『Girls Entertainment Mixture』の衣装)に身を包み、堂々登場したGEM。そしてモチーフとなった「バッハ作曲無伴奏チェロ組曲1番 プレリュード」が場内に流れ出すと、観客からは驚きにも似た大きな歓声が巻き起こる。品川のオープニングを飾ったのは、彼女たちがお披露目される際に初めて歌った曲でもある「Speed up」。うなるような舞彩の迫力ある低域でのシャウトも飛び出して、オーディエンスの目と耳、そしてハートを引き寄せる。さらに伊山摩穂が「みなさん、今日は全力で楽しんでいってください!」などなど、煽りをたて続けに入れて、ファンおなじみの「BFF」に、クールなラップと10人の今を感じさせる「Tears in the sky」が続けば、村上来渚を中心とした鉄壁のボーカルワークとキレあるダンスパフォーマンスでライブは一気に熱狂空間と化した。

開演前、多くのファンによってフロアが埋め尽くされている状況を楽屋のモニターで目の当たりにして、嬉しさと緊張が増したというMCを挟んで、今度は赤い傘を使ったコンテポラリー調のダンスナンバーを披露する。バキバキに踊るだけではなく、指の先までしなやかな女性的なパフォーマンスで、観客をただただ魅了していく。


そして、ダンスナンバーからストーリー性を持たせて武田舞彩のソロ曲「EMERGE!!」へ。集まったファンは舞彩のカラーである赤いペンライトを振り、会場には赤い光が敷き詰められる。メンバーもパフォーマンスで舞彩の歌をサポート。原曲よりもキーを上げたアルバムバージョンを歌い終えた舞彩は「『EMERGE!!』をこの場所で歌えたことだけでも嬉しいんですけど、自分のカラーの赤いペンライトをほとんどの方が振ってくださっていて、すごい嬉しくて飛び込みたいって思っちゃいました。どうしよう、飛び込みたいって。でも、「EMERGE!!」は自分の中で宝物の歌なので、たくさんの方の前で歌えたことがすごく嬉しかったです。」と、ステージ上から客席にダイブしたい衝動に駆られながら歌っていたことを明かす(そのくらい嬉しかった、ということ)。そして「アルバムにも『EMERGE!!』を収録させていただいたので、よかったらみなさん、耳でも……今日も耳なんですけど、耳……“第2の耳”でも聴いてください。」と、嬉しそうに語った。そんな舞彩の発言を受けて、瞬間、今日はアセンションによる次元上昇で覚醒した人類限定のスピリチュアルライブだったか、と錯覚しそうになった人もいたかもしれない。しかし、当然そんなことはなく、これは我々の発想を超越したところにある独創的な“舞彩的表現”なのである。きっと。

そして、最近女子人気も上昇中の小栗かこが初めて振付に挑戦した新曲「departure」も披露された。「あの、すっごいプレッシャーでした。やっぱり、GEMメンバーってダンス上手い子がいっぱいいるから、「この振りやだなー」って思われたくなくて。スタッフさんが、というよりメンバーの目線が怖かった。スタッフさんは全然大丈夫(笑)。」と、メンバーが自分の振付に満足してくれるかが心配だったことを話す小栗。「だからメンバーが終わってからLINEで「すごいよかったよ」とか「ありがとう」とか文を見て、家帰って泣きました。大阪公演きてくださった方、いますか? その方たちがリプで「すっごいよかったよー」とか……泣きそう。すごい嬉しくて。」と、メンバー、そしてファンからもらった反応を思い返して涙を見せる。さらに「ほんとに、みんながはとバスツアーとかしている間に私ひとりスタジオに篭ってて……」と、普段、GEMのためにオフ日も返上して頑張っているリーダー・金澤有希の唯一と言っても決して過言ではない気分転換、自分のカメラ(EOS M3)を手にしての、はとバスツアーを引き合いに出して笑いを誘いながら「でもやった甲斐がありました。あと、またやりたい! またGEMの曲を振り付けしたいです。」と、今回の経験を次に繋げたいと瞳を輝かせたのだった。

ライブ後半戦では、このワンマンライブのために作られたという、これまでGEMで披露してきた衣装の要素を結集させた新衣装で、1stシングル「We're GEM!」から、最新シングル「Fine! ~fly for the future~」をメドレーで歌唱。GEMのデビューからの約2年半の歴史が感じられ、盛り上がりは最高潮のまま15曲を歌い踊りきった。
この記事をツイート
365日、アイドルが作るアイドルメディア Pop'n'Roll 準備号創刊

この記事の関連情報