エリック・クラプトン「新作のタイトルは叔母の言葉」

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エリック・クラプトンが今週、23枚目のソロ・アルバム『I Still Do』をリリースする。タイトルは、彼を可愛がってくれた大叔母が亡くなる前に口にした言葉だったそうだ。

◆エリック・クラプトン画像

クラプトンは、『Rolling Stone』誌のインタビューでこう明かした。「(数年前)彼女に会いに行き、“僕が小さかったとき、すごく親切にしてくれたことに感謝したい”って言ったんだ。そうしたら、彼女は“あなたが好きだったのよ。いまもそうよ(I still do)”って答えた。あれは嬉しかった」

また、収録曲の1つ「I Will Be There」にジョージ・ハリスンのペンネームを彷彿させるAngelo Mysteriosoという名前(クリーム時代に共作したときはL’Angelo Misterioso名義を使用)がクレジットされているが、それが誰かは「教えない(笑)」と話した。

「(「I Will Be There」を)歌っているとき、ちょっとレゲエ風にするとか雰囲気を変えたんだ。この人物が来て、僕と歌ったんだよ。それで、リリースする許可を得ようとした。(でも)彼の会社はそのアイディアが気に入らなかった。だから、僕ら、僕とジョージがかつてやっていたことをやったんだ。匿名で出すってことをね」

「こうしたのはビジネス上の理由だ。スーツ連中をハッピーにしておくためにね。ジョージと僕はよくこうしていた。そして、この人物もそれを気に入っていた。彼はこの偽名を使うことができたのを光栄に感じていると思うよ」

Angelo Mysteriosoの名がクレジットされているのがわかったとき、「ジョージ・ハリスンをフィーチャー」と報じられたが、事実ではなかったそうだ。クラプトンは『Guitar World』誌のインタビューで、はっきり「ジョージではない」と言及している。

『I Still Do』は今週金曜日(5月20日)にリリースされる。

Ako Suzuki
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