【ライブレポート】ベビレ、初の海外＜Japan Expo＞出演決定。主催フェスは怒涛の69時間パーティーに

ベイビーレイズJAPANが自身の全国ツアーのファイナル公演となるワンマンライブを5月21日に新宿ReNYで開催。そのステージ上で初の海外進出となる＜Japan Expo＞への出演と、自身主催の音楽フェス＜IDOROCK FES＞の詳細を発表した。

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この日、700人を動員する形でチケットはソールドアウト。スタンディング満員となった会場にOvertureと共に現れたベビレの5人は、「走れ、走れ」を皮切りに虎ガー（ファンの愛称）を興奮の渦へ巻き込んだ。まなつ（林愛夏）をセンターに時にはお立ち台も駆使しつつ、フットワークの軽いパフォーマンスで虎ガーを思わずノセてしまうステージングはベビレならでは。MCでは“ベビレの最終兵器”りおトン（渡邊璃生）も「みんなとっても楽しそうで（会場笑）いい感じにアガってる！」と小刻みに飛びながら語り、さながら会場テンションのバロメーターのようだ。

ライブ中盤では5月25日リリースのニューシングルからカップリング曲「勇者ボクの冒険」（テレビ東京『夕ぎりゲーム学園』EDテーマ）を初披露。曲後にはドラクエの某モンスターの被り物を被った「りおトンスライム」があらわれ、「これ何回かやってるんだけど、登場するたびに仲間にしてって懇願しては殺される」という冒頭から刺さりすぎるコント説明で会場が爆笑。さらにゲームプレーヤー役のなおすけ（高見奈央）と仲間になるべく「一緒に映画見に行こう」と声をかけ、なおすけが「これじゃあ、もう仲間になってしまうじゃないか……！」とコント終了前に設定を覆してしまいそうな流れになりそうなところでメドレーパートへと突入。RPG風武器を持った他メンバーの登場で無事メドレーも完遂し、りおトンスライムも倒され仲間となったのであった。


3月から各地でのワンマンや対バンライブ、イベント出演、さらに学校でのスクールライブを交えて進んできたツアーもいよいよファイナル。MCで虎ガー爆笑のやらかしエピソードなども一人ずつ振り返りつつ、後半戦は「Pretty Little Baby」から怒涛の7曲をノンストップ披露。ニューシングル表題曲「閃光Believer」では開場のクラップとオイコールを浴びながら前向きなロックナンバーを鮮やかに決め、さらに「夜明けBrand New Days」で本編を締めくくる。

アンコールでは、リーダーでんちゃん（傳谷英里香）の口からベビレが7月上旬にフランス・パリ開催の＜Japan Expo 2016＞へと出演することが発表され、「世界進出ですー！」というでんちゃんの宣言に虎ガーが大きく湧いた。ベビレは意外にもこれがデビュー後初の海外公演。リコピン（大矢梨華子）も「（グループ名に）JAPANもついてますし、日本を代表するアイドルとして行ってきます」と語る。

また、主催フェス＜EMOTIONAL IDOROCK FES.＞の詳細も発表。こちらは同じ新宿ReNYを舞台に、10月6日（木）19:00 ～ 10月9日（日）16:00の“69（ROCK）時間開催”という長丁場のフェスとなる。（リコピンからは「最初夏の終わりって言っちゃったんですけど、10月には世間的には秋らしく…」というフォローも入っていた）出演者に関しては今後順次発表予定とのこと。

ベイビーレイズJAPANが掲げる「EMOTIONAL IDOROCK」と、それに賛同してくれた人々への感謝を体現するべく、アンコールでは「FOREVER MY FRIEND」「Dreamer」の2曲で虎ガーも合唱。さらに今回はダブルアンコールも実現し、「夜明けBrand New Days」で会場がひとつになっての意気揚々とした幕引きとなった。

なお、6月4日には本ツアーの追加公演が新宿BLAZEで開催されることも発表されている。こちらは2公演となり、1公演目をワンマン、2公演目を対バン形式でおこなう。対バンライブのゲストにはニューシングル「閃光Believer」収録曲を提供したリアクション ザ ブッタとLIFriendsが参加予定だ。詳細はオフィシャルサイトにて。





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