【イベントレポート】GEM 武田舞彩、初ソロイベントであらためてLA留学の決意語る。「約2年後、武田舞彩の革命を!」

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Twitterで応募した質問コーナー。「生まれ変わっても武田舞彩になりたいですか?」という問いに「なりたい! 武田舞彩じゃなかったら、こういう人生を歩んでいなかったと思うので。私、ビルの清掃員やってると思うんですよ。前世はビルの清掃員と、まりも。だから、人間になれるかわからないから武田舞彩になりたい。」と、やや我々には理解し難い個所もあったが、とにかく武田舞彩になりたいと目を輝かせる。

GEM村上来渚からの「舞彩にとって歌うことは?」という質問に「歌うことが一番の楽しみだし、ストレスの発散でもあるし。悔しいって思うのも歌のことだし。自分が生きていて一番楽しいのが歌っている時なので、いろんなジャンルを歌って、いろんな声を出せるようになりたい。歌でもっと感動してもらえるように頑張りたいと思います。らなちんありがとう!」と回答。「舞彩ちゃんにとって、メンバーはどんな存在?」には「GEMってみんなしっかりしてて、自分を持っている娘が多いので、甘えちゃう。もっとしっかりしないといけないなって思うんです。ソロイベントなのに見に来てくれたりとかして、それだけで嬉しかったし。この間のワンマンライブで、あらためてそう思いました。素敵な仲間に拍手!」と、舞彩の音頭で拍手が巻き起こった。

「やっぱりロサンゼルスって、“精神と時の部屋”なの?」という、先日のGEM現体制ラストワンマンで舞彩が語った「スーパーサイヤ人になって帰ってくる」発言を受けての問いかけには、「サイヤ人になりたいわけではなかったんですよ。スーパーほにゃららになりたくて。」と、あの発言は別にスーパーサイヤ人になりたかったわけではない、と否定。そして「サイヤ人になれなくても、亀仙人になれればいいかなって。……私、最近、アラレちゃんにもハマってて。尊敬しています。ロサンゼルスは精神と時の部屋だと思うんですけど、変わらず、天真爛漫に、アラレちゃんぽく。でも、みなさん、2年後、「Yo!」みたいになると思っているんですよ。「舞彩、チャラくなるんだろうな」って言われるんですけど、私がチャラくなると思います? 人の性格ってそんなすぐ変わるものじゃないですよ。」と、コメント。「サイヤ人になれなくても亀仙人になれればいい。」とは、どういう解釈をすればいいのかはちょっとよくわからないが、とにかく約2年後に日本の地に降り立った舞彩が(人の性格ってそんなすぐ変わるものじゃないと言っておきながら)「Yo! What's up?」と口にすることを期待せずにはいられない。

余談だが「好きな動物を10個」という質問には「ラッコ、アザラシ、カワウソ、ネコ、コアラ、パンダ、コツメカワウソ、アメリカンショートヘア、ロシアンブルー、うちのネコのハナちゃん。1位はコツメカワウソです。」だそうだ。

最後のコーナーは、舞彩が書いた手紙の朗読。こういった場合、誰もが感動的な手紙だと考えてしまうが、一筋縄ではいかないのが武田舞彩。「拝啓 GEMILY 殿」からスタートした手紙は、まず念願のソロイベントができたのもみなさんのおかげと感謝の言葉が綴られていた。

……が、この手紙の朗読と同時に、スクリーンに映し出されていたスライド写真が曲者。インディアンの格好をした幼い頃の舞彩が表示されると、「はい、一回ストップしまーす。」とOKD氏。「ちょっと早くないですか! このタイミングじゃないですよ!」「いや、ここでしないとみんな手紙の内容が飛んじゃうので!」と、舞彩とOKD氏の問答があったのち、この写真は一体何かと舞彩は説明を求められる。「バレエで、インディアンの踊りをして。私、カメラを向けられると変顔しかできなくて。色も黒く塗っているので、お猿さん感が増すというハプニングです。」と、小さい頃に「猿」と言われていた話を引き合いに出しながら解説した。

「今回、ソロイベントが決まった時……」と、読んだところで、再びスライドを観た観客から笑い声が上がる。「ねぇー!」と、舞彩は不満そう(ちなみに、このコーナーでスライドに映される写真をセレクトしたのは、舞彩本人である)。今度は、曰く「お姉ちゃんのSEXY SHOT」という、幼い頃の舞彩がお姉ちゃんと喧嘩をしている写真。お姉ちゃんの手は見事なまでに舞彩のあごから頬にかけてを直撃している。「お姉ちゃんのパンティーが見えちゃっているところも可愛かったんですけど、一応、隠しました。」と、写真中央には大きなハートマークが配置されていた。

舞彩の手紙に綴られていたのは、1月のアイストカーニバルで留学を発表した時のファンのどよめきが印象に残っていること。しかし今はほとんどのファンが応援してくれることが心強いこと。自分の向き不向き関係なく、ロサンゼルスで学べることは全部吸収して、成長するという決意。

「みなさんにはこれから会えなくなると思うし、観られる機会もほとんど無くなると思うんですけど、留学から帰ってきた時に、みなさんに立派な姿を見せられるようにロサンゼルスで留学頑張ってきたいなって思います。約2年後、帰ってきた時に、武田舞彩の革命を起こせるように!」── 武田舞彩

そんな舞彩の力強い言葉を受けて、会場は大きな拍手に包まれた。
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