Mary's Blood、寺田恵子を迎えてツアーファイナル。「私たちが活動できるのは先輩達が道を作ってくれたおかげ」

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ガールズメタルバンド・Mary's Blood の<GRAND CROSS TOUR>ファイナルが去る5月3日、東京・SHIBUYA CLUB QUATTROで行なわれた。

1月の新宿BLAZEでのワンマンをソールドアウトしたメンバーが「さらにワンステップ大きくなる為のツアー」と位置づけた今回のツアーは、先輩アーティストをゲストに迎えて開催。名古屋公演はOUTRAGE、大阪公演は相川七瀬と共演、そしてこの日はSHOW-YAより寺田恵子を迎えてのファイナルとなった。

オフィシャルから届いたレポートで、この模様をお伝えする。



場内が暗くなると同時に客席から歓声上がる。ボーカルEYEの雄叫びと共に「Bite the Bullet」が始まると、オーディエンスは一斉に拳をステージへ突き上げた。そのまま畳み掛けるように「Crime and Punishment」「Grayish World」と続き、序盤から会場の熱気は最高潮に達した。

「今回も最高のツアーになりました!」

最初のMCの後、1stアルバムから「Wings」、2ndアルバムから「Song For You」を歌い上げ、バラード曲「Infinite Love」へ。客席は気持ち良さそうに身体を揺らす。4月に発売されたばかりのライブDVD(新宿BLAZE公演)に収録されている新曲「Shall We Dance?」も披露され、「Ready to Go」ではオーディエンスが笑顔でタオルを振り回す。

ガールズバンドとは思えない演奏のパワーや精密さはもちろんのこと、この楽曲の緩急もMary's Bloodの魅力のひとつだ。

あっという間に前半を終え、後半戦はいよいよスペシャルゲスト・寺田恵子(SHOW-YA)が登場。Mary's Bloodにとって「憧れの女性」である寺田がステージに現れると、メンバーの顔が一気にほころぶ。一緒にやりたい曲ばかりという中から選ばれたのは「私は嵐」、ギターSAKIのリクエストという「Rolling Planet」、そして「限界LOVERS」の3曲。客席を巻き込む寺田のMCと圧倒的なボーカルに呼応するように、メンバーと客席のテンションもMAXになる。

寺田恵子を送り出した後、この熱気に負けじとメンバー全員でさらにオーディエンスを煽っていく。憧れのアーティストとの共演の余韻が、この短時間でさらに彼女達を成長させたようにも見える。

その勢いのまま「Marionette」や「Bloody Birth Day」など計5曲を休みなく繰り出し、本編が終了。



「メアリー! メアリー!」というコールが鳴り止まぬ中、今回のツアーTシャツに着替えたメンバーが登場し、「Coronation Day」「Moebius Loop」の2曲を披露。再び寺田恵子を呼込み、「私たちがこうして活動できるのは先輩達が道を作ってくれたおかげ」と話すEYEに、「これからも一緒に盛り上げていこう!!」と寺田も応え、最後は「Burning Blaze」を全員でセッションし、幕を閉じた。

Mary's Bloodは、7月17日に新宿ReNYでのワンマンライブ<Mary's Blood EXTRA ONE MAN LIVE “Burning Blood”>も決定している。詳細はオフィシャルサイトにて。

photo by mepo

<GRAND CROSS TOUR>セットリスト

1. Bite the Bullet
2. Crime and Punishment
3. Grayish World
4. Wings
5. Song For You
6. Infinite Love
7. Shall We Dance?
8. Ready to Go
9. 私は嵐(ゲスト:寺田恵子)
10. Rolling Planet(ゲスト:寺田恵子)
11. 限界LOVERS(ゲスト:寺田恵子)
12. Marionette
13. Sweet Trap
14. I'm Dead
15. Bloody Birth Day
16. Promised Land

EN1. Coronation Day
EN2. Moebius Loop
EN3. Burning Blaze(ゲスト:寺田恵子)
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