デイヴ・ムステイン、ニック・メンザ追悼で「涙を見せたくなくて背を向けた」

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メガデスは5月22日、ニック・メンザが亡くなった翌日の公演で、彼を追悼し「Trust」をパフォーマンスしたが、デイヴ・ムステインはそのとき、メンザのことをどれだけ愛していたか、あらためて実感したという。彼は演奏途中、涙を見せたくなくて、オーディエンスに背を向けてしまったそうだ。

◆デイヴ・ムステイン&ニック・メンザ画像

ムステインは『Kerrang!』誌のインタビューでこう話した。「ものすごくクレイジーだったのは、ニックに曲を捧げたとき、俺は途中で、歌えなくなっちまったんだ。泣き出したんだよ。それで、(オーディエンスに)背を向けてドラムの横に立つことにした。誰にも見られたくなかったからな。ヘヴィだった」

「最後のほうはいろいろあって、ニックは俺についてメディアにあれこれ言ってたし…、俺は、自分が実際にはどれだけ彼のことを愛していたかわかっていなかった。彼について歌ったとき、実感したよ。俺はニックのことを、俺を笑わせ、俺をハッピーにした奴、ちょっとウザいところもあったがいつだって愛しい奴として覚えておくつもりだ」

ムステインは今後、メンザの子供たちを支援し、何かを行ないたいと考えているそうだ。

Ako Suzuki
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