トニー・ヴィスコンティ、アデルへ謝罪

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プロデューサーのトニー・ヴィスコンティが、先日、アデルのヴォーカルについて発したコメントに対し謝罪した。

◆アデル画像

ヴィスコンティは英国の新聞『Daily Star』紙のインタビューで、こう話していた。「ラジオをつけても、つまらない。流れてくるヴォーカルの90%はコンピューター化されたものだ。アデルの声が素晴らしいことはみんな知っているが、あれが彼女の本物の声なのか、どれくらい操作されたものなのか、それさえ疑問だよ。僕らにはわからない」「いまのポップ・サウンドは完璧すぎてつまらない。何もかも修正されているからね」

この発言はちょっとした物議をかもし、アデル自身、金曜日(6月10日)にパリで開いた公演で「どこかの間抜けが、レコードの声は私のものじゃないとか言おうとしてた。ったく、なめるな!」と、冗談交じりだが怒りを込め反論していた。

それはヴィスコンティも耳にしたのだろう。彼はその後、『Billboard』誌からの取材に応え、「僕の発言が誤解され、申し訳なく思っている。もし、アデルが僕のコメントにより気を悪くしたのなら、僕にその意図はなかった」「アデルの声は素晴らしく、多くの人々に喜びをもたらしている」と、彼女に向け謝罪したという。


Ako Suzuki
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