映画『日本で一番悪い奴ら』スカパラ×Ken Yokoyama、ピエール瀧、YOUNG DAIS…音楽ファン注目の3ポイント
東京スカパラダイスオーケストラとKen Yokoyamaによるコラボ曲「道なき道、反骨の」が主題歌をつとめる映画『日本で一番悪い奴ら』が6月25日より公開を迎える。主演に綾野剛、監督には『凶悪』で数々の賞を総なめにした白石和彌がメガホンを執った。主題歌もさることながら、本作では出演陣のなかにもピエール瀧やYOUNG DAISなど、俳優として異色の存在感を放つミュージシャンが参加していることをご存知だろうか。
映画『日本で一番悪い奴ら』で綾野が演じるのは、「正義の味方、悪を絶つ」の信念をもちながらも、でっちあげ・やらせ逮捕・おとり捜査・拳銃購入・覚せい剤密輸など、あらゆる悪事に手を汚していく北海道警察の刑事・諸星要一。「日本警察史上、最大の不祥事」と呼ばれる実際の事件をベースにしたこの作品で、綾野は一人の男の26年間を演じきっている。そんな諸星を慕って集まった裏社会のスパイとして捜査に協力者するS(エス)には、中村獅童、YOUNG DAIS、お笑い芸人デニスの植野行雄らが扮しており、警察組織への忠誠を誓い、正義を貫こうとしたために間違った道を突き進んでいく刑事と、その刑事に魅了され仲間になったS(エス=スパイ)たちとの狂喜と波乱に満ちた物語が描かれている。
一見、映画好きの為のように思えるこの作品。実は音楽ファンに向けた要素が詰まっている作品なのだ。その理由の一つは電気グルーヴ、ピエール瀧の出演だ。
本職はミュージシャンでありながらこれまで数多くの映画作品に出演し、今では幅広い役柄を演じる日本を代表する唯一無二の存在。白石監督作品では過去に『凶悪』に出演し、復讐心をたぎらせ獄中から未解決事件を告発する死刑囚のヤクザ役を演じ、その極悪非道ぶりが注目を集めた。そんなピエール瀧が本作でも“凶悪”なキャラクター、村井定夫役を演じている。道警随一の敏腕刑事である村井は「刑事が求められるには犯人を挙げて点数を稼げ。そのためには協力者=S(スパイ)を作れ」と諭し、諸星の刑事人生を大きく左右する物語のキーポイント的存在。諸星の悪事もさることながら、先輩刑事・村井の悪事ぶりにも注目だ。
さらにヒップホップミュージシャンでありながら近年、“俳優”としても存在感を発揮しているYOUNG DAISの出演も嬉しいところ。近年、ラップバトル番組の放送により、再び盛り上がりをみせているヒップホップ。現在も、地元、北海道札幌を拠点に様々なグループで活動する彼が新たな表現の場として“俳優”の道を進みだしている。YOUNG DAISは本作では諸星のS(スパイ)として彼を「おヤジ」と呼び慕い、彼の手足となり拳銃の調達に奔走する山辺太郎役を演じる。
そして、映画の主題歌には東京スカパラダイスオーケストラfeat. Ken Yokoyamaによる「道なき道、反骨の」。“TOKYO SKA”で世界を股にかけて活躍する東京スカパラダイスオーケストラと、Hi-STANDARDやソロとしても活躍するKen Yokoyamaによる夢のコラボレーションナンバー。音楽ファンにはたまらないリビングレジェンド2組が奏でる夢ソングをぜひとも大スクリーンで聴いてほしい。
映画『日本で一番悪い奴ら』
出演:綾野剛、中村獅童、YOUNG DAIS、植野行雄(デニス) 、ピエール瀧
配給:東映・日活 制作プロダクション:ジャンゴフィルム 企画協力:フラミンゴ
【ストーリー 日本警察史上最大の不祥事。奴らはいったい何をしたのか!?】
北海道警察の新米刑事・諸星要一(綾野剛)は、叩き上げの刑事たちの前で右往左往する毎日をおくっていた。そんな中、署内随一の敏腕刑事・村井(ピエール瀧)から教えられた刑事として認められる唯一の方法、それは【点数】を稼ぐこと。あらゆる罪状が点数別に分類され、熾烈な点数稼ぎに勝利した者だけが組織に生き残る。そのためには裏社会に飛び込み、捜査に協力するスパイ=S(エス)を仲間にし、有利な情報を手に入れろ――。
こうして、その教えに従った諸星と、彼の元に集まった3人のSたちとの狂喜と波乱に満ちた生活がはじまった。
「正義の味方、悪を絶つ」の信念をもちながらも、でっちあげ・やらせ逮捕・おとり捜査・拳銃購入・覚せい剤密輸など、ありとあらゆる悪事に手を汚した北海道警察の刑事・諸星の行き着く先は!?「日本警察史上、最大の不祥事」と呼ばれる実際の事件をモチーフに、日本一ワルな警察官と裏社会のワルたちのタッグが巻き起こす“ヤバすぎる事件”の幕が切って落とされる!
製作:『日本で一番悪い奴ら』製作委員会 (C)2016「日本で一番悪い奴ら」製作委員会 www.nichiwaru.com
◆映画『日本で一番悪い奴ら』オフィシャルサイト
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