ジョン・ポール・ジョーンズ、「天国への階段」著作権裁判で証言

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金曜日(6月17日)、LAの連邦裁判所でレッド・ツェッペリンの代表作の1つ「Stairway To Heaven」(1971年)の著作権をめぐる陪審裁判(4日目)が開かれ、ジョン・ポール・ジョーンズが証人として出廷した。

◆レッド・ツェッペリンIV画像

元バンド・メイトのジミー・ペイジとロバートプラントは、「Stairway To Heaven」のイントロが1968年にアメリカのバンド、スピリットが発表したインストゥルメンタル・トラック「Taurus」に酷似していると訴えられているが、ジョーンズは、ペイジがスピリットについて話したことはなく、彼自身、スピリットが演奏しているのを見たこともないし、メンバーに会ったこともないと話したという。

また、同じくペイジとプラント側の証人として、音楽学者でニューヨーク大学の教授Lawrence Ferraraが出廷し、(他の専門家は類似点が多いと指摘したが)似ている部分は限られており、ああいったマイナーコードの進行は300年も前から使われていると証言したそうだ。彼は電子ピアノで「My Funny Valentine」やザ・ビートルズの「Michelle」などを演奏し、どれだけ多くの曲で似たようなコード進行がみられるか説明したという。また、「Taurus」と「Stairway To Heaven」もプレイし、2つの曲の違いを指摘したそうだ。

公判は今週も続く。


Ako Suzuki
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