トム・オーバーハイムが自ら復刻、2基のSEMにシーケンサー&鍵盤を統合したTom Oberheim「Two Voice Pro Synthesizer」

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エムアイセブンジャパンは、Tom Oberheimのシンセサイザー「Two Voice Pro Synthesizer」を発売した。シンセレジェンドの一人、トム・オーバーハイムが自ら復刻したシンセサイザーだ。

1974年に生産された「SEM」(シンセサイザー・エキスパンダー・モジュール)を、設計者のトム・オーバーハイム氏が、シンセサイザー・ビジネスにカムバックし自身の手で手掛けた新しいSEMシリーズ。1番お気に入りのシンセサイザーの問いに必ず「Two Voice」と答えるトム・オーバーハイムが、2基のSEMにミニシーケンサーやキーボードを統合し、「Two Voice Pro Synthesizer」として自身で復刻した。

1975年のオリジナル・モデルを再現しつつ、興味深いアップグレードも追加された2ボイス・アナログ・シンセサイザーであり、オーバーハイム氏によるMade in USA。希少価値が高く、本物のアナログ・サウンドを提供するプレミアムなシンセサイザーがついに日本上陸を果たした。

シーケンサーを2基搭載し、それらを同時再生可能。また、1基のシーケンサーでシーケンスさせながらキーボードで演奏することも可能。最大16ポジションのノブでシーケンスの生成だけでなく、フラッシュメモリへの保存も行えるほか、シーケンサーはソングにチェーンやMIDIクロックへの同期も可能だ。

キーボード出力はベロシティおよびプレッシャーに対応、ピッチおよびモジュレーション・ホイールも備える。各モジュール(SEM、ミニシーケンサー、キーボード・コントロール)にはミニジャック・パッチ・ポイントを搭載。独立したビブラートLFOやヘッドホン出力も用意される。サイズは664(幅)×405(奥)×146(高)mm。電源は同梱のDC電源アダプター(100V 50~60Hz対応|PSE準拠)を使用。1年間の製品保証、日本語取扱説明書が同梱される。


製品情報

◆Two Voice Pro Synthesizer
価格:458,000円(税込)
発売日:2016年6月17日


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