誰でも手が届く! 憧れのモジュラー・シンセSoftube「Modular」登場

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エムアイセブンジャパンは、モジュラー・システムのまったく新しいプラットフォームとなるソフトウェアインストゥルメント/エフェクトSoftube「Modular」を発売した。7月15日まではお得なイントロプライスで提供される。

「Modular」は、DAWのプラグインで使用するモジュラー・システムのプラットフォームで、インストゥルメントおよびエフェクトとして使用可能。開発は、ドイツのEurorackモジュラー・メーカーDoepfer Musikelektronik社との緊密な連携の元で行われている。本物のアナログ・モジュラー・サウンドと柔軟性、拡張性を備え、単なるバーチャル・モジュラー・システム・プラグインにとどまらない、モジュラー・システムのまったく新しいプラットフォームとなっている。

基本パッケージにはDoepferモジュール6基とユーティリティ・モジュール20基を収録。DoepferモジュールはA-110-1 VCO、A-108 VCF、A-132-3 Dual VCA、A-140 ADSR、A-118 Noise/Random、A-147 VCLFO。ユーティリティ・モジュールはMIDI to CV/Gate、ミキサー、スルー、サンプル & ホールド、各種スイッチ、マルチプル、ディレイ、オフセット、シーケンサー、クロック・ソース、ディバイダー、ロジック・ツールおよびシグナル・ツール、ポリフォニック MIDI to CV/Gateなどが用意される。

そして、カナダを拠点とする Intellijel Designs社の高品質なモジュール3種(uFold II、Rubicon、Korgasmatron II)をアドオンでラインアップ。モジュラー・システムのプラットフォームとしての拡張性も備えている。また、インストゥルメントおよびEQモジュールが「Modular」に対応したSoftubeのドラム・シンセサイザー「Heartbeat」もリリースする。Softubeの数々の賞を受賞するエンジニアリング・チームは、アナログ・モジュールをコンポーネント単位で丁重に物理モデリング、「そのモジュラー・サウンドは、ハードウェアと区別がつかないでしょう」と自信を見せる。

「Modular」のワークフローは、Eurorackモジュラー実機のフローとよく似ている。モジュールを追加し、仮想パッチ・コードを使用して接続したら、心のおもむくままにノブとスイッチをエディットするだけ。MIDI To CV/Gateコンバーターを使用すればMIDI接続も可能。また、ユーティリティ・モジュールに収録されている各種ステップ・シーケンサーまたはDAWからシーケンスすることができ、DAWでのモジュラー・インストゥルメントのみならずモジュラー・エフェクトとしても利用可能だ。

モジュラー・シンセのビギナーも心配は無用。入念にデザインされた多彩なプリセットが用意され、すぐに楽曲で使うことができる。また、20基を超えるパフォーマンス・モジュールは、エキスパートもビギナーも楽しめるもの。これらを使用すると、一部のノブとボタンを自由に割り当てて、現在のパッチにあるモジュールのパラメーターを操作できる。音作りはもちろんライブパフォーマンスにも活躍してくれる。


▲ハードウェアと同様、ケーブルをパッチングすることでさまざまなサウンド、エフェクトが楽しめる。


製品情報

◆Softube Modular
価格:オープン(MI7 STORE価格 9,900円)
※2016年7月15日までイントロプライス7,900円
発売日:2016年6月24日


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