【インタビュー】Rhythmic Toy World、「13曲すべてが僕に“HEY!”って語り掛けてきたんです」

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■「Team B」とは僕らの事務所「Teamぶっちぎり」のことです
■「まま音」用の映像は石神井公園の街をひたすら音楽に合わせて歩いている映像


──「Team B」はカラオケLIVE DAMの「まま音(本人映像&歌唱)」で配信されることが決定していますが、どんな曲か紹介してもらえますか?

内田:「Team B」は僕らの事務所「Teamぶっちぎり」のことです。今回「まま音」用にMVとは違う映像を撮ったんですけど、事務所がある石神井公園の街を僕らがひたすら音楽に合わせて歩いているという映像なんです。僕らが音楽を作っている街をみんなに見て欲しくて、そういう作品にしました。「Team B」という曲自体は、メンバーとかチームへの日頃言えない想い、感謝の気持ちがメインテーマなんですけど、先ほども言ったように、もう4人じゃないんですよね、Rhythmic Toy Worldっていうバンドが。ライヴをやれるっていうことは、聴いてくれる人がいてくれないと成り立たないことなので、Rhythmic Toy Worldの音楽を好きで聴いてくれる人もみんな「Teamぶっちぎり」なんだよっていう気持ちです。だから、初めて書いたRhythmic Toy Worldのテーマソングというくらいの歌ですね。一生、このテーマ曲が鳴り続けるんだろうなっていうくらい大事な曲です。


▲須藤憲太郎(B)

須藤:こういうみんなで盛り上がる曲が欲しかったんです。テーマ曲みたいにライヴで盛り上がる曲で、なおかつ、このアルバム自体が1stフル・アルバムと合わせて聴くことですごく聴き応えがあると思います。1stって結構斜に構えたというか、色んな曲で僕らの魅力を知ってほしいと思って作ったアルバムなんですけど、それだとちょっとセットリストが組みづらかったんです。そこにこの2ndを入れるとかみ合わせが良いというか、両方引き立つと思うんです。だからライヴでも盛り上がれる「Team B」にはすごく感謝ですね。

内田:MVが出る前から、ライヴでやったらすごい盛り上がりだったんですよ。「こういう景色が作りたい」って思って作りだした景色がそこにあったというか。音源が出ていない状態で、曲が始まって3、4分で終わるまでにその景色を作ることができる曲の力にさらに自信をつけました。今後、自分たち主催で自分たちを愛してくれる人たちが来てくれるツアーで、この曲がどう暴れてくれるのかなって。曲に負けないくらいのライヴをやらなきゃダメだなって思います。曲のエネルギーがすごいので振り落とされないようにしないと。


──「Team B」以外の曲で、それぞれ自分が推したい曲と聴きどころを挙げてもらえますか?

内田:僕は「Cheki-Cheki」ですね。この曲はアルバムの一番最後に作った曲で、レコーディングも一度終わって、さらに今のこの良い状態でもう1曲作ったらどういう曲になるんだろうっていう感覚で作った曲なんです。歌詞も最後に書いた言葉なので、『「HEY!」』というアルバムが完成間近の状態で出てきた、一番最初に『「HEY!」』を感じた僕が書いた言葉というか。本当だったら、『「HEY!」』という作品があって次の作品でそういうものが出るはずなんですが、でもそれがフライングで、『「HEY!」』に触れた一番最新の自分がここに入っているという、ちょっと面白い曲ですね。すごく包容力のある曲だなって自分でも感じていて、かなり良いアンセムになったと思います。

──「Team B」と同じく、みんなで声を出せる曲ですよね。

内田:そうですね。僕の最後に書いた歌詞が“「感情が無ければ良かったのにな」~”っていう歌詞の部分なんですよ。この部分は制作していた時のことを思い出しながら書いたというか、すべて今に繋がっているんだなっていうのを、すごくシンプルな言葉で飾らずにここに置けたというのが、僕の中で「ああ、これは絶対良い作品になるな」っていう瞬間だったんです。だからこの歌詞の部分はこのアルバム1枚を通しても超絶エモーショナルな歌い方をしているので、そこを注目して聴いてもらいたいです。

岸:僕は「あなたに出会えて」です。いつも、レコーディングのときに初めて内田の歌詞を聴くんですけど、この曲のボーカル録りのときに、すごく良い恋愛の曲だなって思って感動して泣いちゃったんです。でも後で内田に訊いたら、恋愛の曲じゃなくて、今までお世話になった人たちへの曲だっていうのを知って。人によって色んな捉え方ができる曲なんだな、すごいなって思いました。ギタープレイはイントロのフレーズでスライドを入れて弾いていて、簡単そうに聴こえると思うんですけど、ちょっとすぐにはコピーできないようなフレーズになっているんです。それと、この前野村義男さんのラジオに出させていただいたんですけど、「変態的なギターフレーズを弾くね」って言われて嬉しかったです(笑)。

須藤:僕が気に入っている曲は「Dear Mr.FOOL」ですね。この曲はRhythmic Toy World史上初めて、スクラッチ音を同期で入れているんですけど、それが入ることによって、また違うエッセンスになってます。ベースドラムに関して言えばリズムで手綱を引いている感じというか、AメロBメロで細かくしたり大きくしたりして、サビでバーンと走らせるイメージでお客さんも乗りやすくて自分らも上がりやすい感じ、なおかつ途中の“K. U. SO. KUSO”っていうところからの刻みがあるんですけど、岸君が掻き鳴らしているところとスクラッチの音が絶妙。エンジニアさんとどこにスクラッチを入れるかみんなで話し合って、最高のところをサンプリングしてきて。かなりライヴでも楽しめるんで超おすすめです。


▲磯村貴宏(Dr)

磯村:僕の推したい曲は「ウソカマコトカ」です。アルバム13曲を通して、ドラムは結構新しいことにチャレンジしていて、この曲もシングルペダルなんですけど、ダブルのキックを追っかけサビのところで入れているんです。ドラムって縁の下の力持ちというか、聴こえているけどあんまり気にしていない人もいると思うんですけど、すごくメロディに寄せていて、なおかつ少し前にでしゃばっている感もあり、というのが上手くできた曲ですね。途中でもジャズっぽいウォーキングベースや4つ打ちが入ったりという、すごくリズムで遊んでいる曲だと思うんですよ。今回の13曲の中で曲中にそこまで変化しているのはこの曲だけだと思うので、楽曲的に面白いと思います。ハッピーな中にあってダークな面を出している、それがまたRhythmic Toy Worldというバンドを出せてるかなって思います。

──対バンツアーに始まり、秋にはワンマン・ツアーがファイナルの赤坂BLITZ(10月21日)まで続きますが、どんなツアーになりそうですか?

岸:前回のツアーでライヴをしながら、「こういう曲を作ったら良いよね」って話しながら作ったアルバムなので、またそういう新たな発見ができるのが楽しみですし、また成長できる自分たちに出会いたいですね。

須藤:各地で待っているお客さんがいますし、本当に最高のアルバムが出来たので、あとは事故なく無事にツアーを成功させたいと思います。赤坂BLITZが終わって打ち上げが終わって家に帰るまでがツアーです。

磯村:ただただ、すごく楽しみなツアーです。ドラムって、お客さんの顔もメンバーの顔も全部見れる特等席だと思っているので、自分も楽しみつつ成長しつつツアーファイナルに向けて頑張りたいです。

内田:ツアーって全国各地の人に会いに行くというものですけど、バンド的な目線で言うとじつはそれだけではなくて、“自分たちが今どういうバンドなのか?”というのを確認できるチャンスというのもあるんです。具体的に言うと、例えば以前なら対バンに誘っても断られたりとかいうこともあったので。やっぱり対バンしてメリットを感じてもらえるバンド、一緒にやりたいと思わせるバンドになれているかどうかってすごく大事なことだと思うんです。今回のツアーは過去最高ともいえる対バンのメンツに恵まれていたり、ずっとやりたかった憧れの先輩バンドも2つ返事でOKをくれたりとか、他のバンドさんも僕らとツアーをまわることを楽しみにしてくれてるんだなっていうのが始まる前からすでに嬉しいです。それに、各地で待っている人たちのワクワク感もすごく伝わってくるので、そこに僕らが自身で最高だと思えるアルバムを持って行けることがすごく楽しみですね。ぜひ楽しみにしていてください。

取材・文●岡本貴之



『「HEY!」』

STR-1040 全13 曲 ¥2,500(tax out)
JAN:4571316560718
発売元:STROKE RECORDS
販売元:JAPAN MUSIC SYSTEM
1.あなたに出会えて
2.Dear Mr.FOOL(MV) ※テレビ東京系「ゴッドタン」7月度EDテーマ曲
3.あの日見た青空はきっと今日に続いている
4.ウソカマコトカ
5.輝きだす(MV) ※森永製菓「DARS」CMタイアップ曲
6.MUSHIBA
7.ミーン宣言
8.かごめかごめ
9.W.W
10.カルテット
11.Cheki-Cheki
12.24時間方程式
13.Team B(MV)

ライブ・イベント情報

<「HEY!」の「HEY!」による「HEY!」の為のツアー>
7月15日千葉LOOK
7月22日長崎Studio Do
7月23日熊本Django
7月24日大分club SPOT
7月26日小倉FUSE
7月30日郡山CLUB #9
8月2日秋田LIVESPOT2000
8月3日岩手the five morioka
8月10日神戸MUSIC ZOO KOBE 太陽と虎
8月11日京都GROWLY
8月19日LIVE HOUSE 小田原姿麗人
8月23日前橋DYVER
8月25日金沢LIVE HOUSE vanvanV4
8月26日富山ソウルパワー
9月10日静岡UMBER
9月11日松阪M'AXA
9月13日岡山CRAZYMAMA 2nd Room
9月14日高松DIME
9月18日宇都宮HEAVEN'S ROCK VJ-2
9月22日札幌BESSIE HALL
9月24日水戸LIGHT HOUSE
9月30日広島4.14
10月2日福岡Queblick
10月6日仙台MACANA
10月12日名古屋CLUB QUATTRO
10月14日心斎橋Music Club JANUS
10月21日赤坂BLITZ


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