MONO、ニュー・アルバム『Requiem For Hell』はバンドの真骨頂

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MONOが、9作目となるニュー・アルバム『Requiem For Hell』を10月14日に世界同時発売することが決定した。

◆アルバム『Requiem For Hell』トレーラー映像

今作は、北米はTemporary Residence LTD、UK・EUROはPelagic Records、日本・アジアはMAGNIPH/Hostessからの発売となる。シカゴのエレクトリカル・オーディオにて、スティーヴ・アルビニがプロデュース/録音/ミックスを担当、マスタリングはボブ・ウェストンが手がけた。作曲は全て、メンバーのTakaakira “Taka” Gotoが今作のために書き下ろしたものだ。



前作は4人のメンバーによる原点回帰的な作品であったが、今作にはストリングスも参加し、そのダイナミズムと幅広いレンジと彩りを加え、ロックとオーケストレーションのダイナミクスの融合という孤高の挑戦を続けるロック・バンドMONOの真骨頂と言える作品であるという。

また、アルバムに関してTakaakira ‘Taka’ Gotoからのコメントも到着している。

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「このアルバムは2015年に絶え間なく降り注いできたインスピレーションを曲にしたものだ。1曲、また1曲と書き終え、タイトルをつけたあとに、偶然にダンテの”神曲”を読み、自分たちがダンテと同じものにコネクトしていたんだと気づいた。生きながらにして、地獄を抜け、煉獄、そして天国へ行き、現代に戻ってくるという神曲のストーリーはまさに今回のテーマと全く同じものだった。メインカヴァーはグスタフ・ドレが描いた神曲の最後のシーンを使用した。

そしてもうひとつ偶然にも、長き僕達の友、Jeremyに(アメリカのレーベルTemporary Residenceのオーナー)初めての子どもが誕生した。
名前はElyと言い、JeremyはまだElyが母親の体内にいる時からその写真や彼女の心音を僕達に送ってくれていた。
Elyが産まれ、やがて大きくなった時に聴いてもらいたいと思い、彼女の心音をイントロに使用した「Ely’s Heartbeat」という曲をJeremyに贈った。
死と生、肉体と魂、希望と挫折、光と闇、引き継がれる人間の尊厳と誇り、新しい生命、そういったすべてを感じていただければとても嬉しい。

/MONO 2016」

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また、同作のトレーラー映像も公開されている。


なお今作に全面的に参加しているスティーヴ・アルビニは、これまでMONOの作品3作のプロデュースを手がけており、昨年2015年はShellacとして23年振りの来日公演をMONOとのダブルヘッドライナーツアーとして実現、また今作のレコーディング後もMONOとShellacでUSツアーを行うなど、お互いの深い信頼とリスペクトで結ばれている。

MONOは8月からヨーロッパのフェスティヴァル・ツアーをスタートする。またアルバム発売と同時にワールドツアーを開始し、年内にアジア、ヨーロッパ・ツアーを行う予定だ。

アルバム『Requiem For Hell』(レクイエム・フォー・ヘル)

2016年10月14日世界同時発売
レーベル:MAGNIPH/Hostess
※他アルバム詳細、後日発表予定

[トラックリスト]
1. Death In Rebirth
2. Stellar
3. Requiem For Hell
4. Ely’s Heartbeat
5. The Last Scene

◆mono オフィシャルサイト
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