レッド・ツェッペリン「天国への階段」著作権侵害訴訟、原告が上訴

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先月、陪審裁判でレッド・ツェッペリンの「Stairway To Heaven」とスピリットの「Taurus」に本質的な類似点はなく、盗作にはあたらないとの判決が下されたが、敗訴した原告――スピリットの故ランディ・ウルフの遺産管財人がこれを不服とし、上訴した。

◆レッド・ツェッペリンIV画像

Courthouse Newsによると、遺産管財人のMichael Skidmore氏は、7月23日、控訴裁判所(United States Court of Appeals for the Ninth Circuit)に上訴を申し立てたという。

Skidmore氏の弁護士は、敗訴した際、上訴して別の結果が出ることを願っていると話していた。

Skidmore氏は、「Stairway To Heaven」(1971年)のイントロが、スピリットが1968年に発表した「Taurus」に似ていると、ジミー・ペイジとロバート・プラントを訴えていた。6月、陪審員は数日間に渡り、両者からの陳述や証言を吟味、曲を聴き比べた結果、レッド・ツェッペリンのメンバーが当時「Taurus」を知らなかったという主張は認めなかったが、2つの曲の間に「本質的な類似点はない」と判断した。

現在のところ、Skidmore氏も含め両サイドからコメントはなされていない。


Ako Suzuki
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