ザ・フー、28年ぶりに『Tommy』をフル・パフォーマンス
ザ・フーが、フロントマンのロジャー・ダルトリーがTeenage Cancer Trustのため毎年主催しているチャリティー・コンサートの100公演目開催を記念し、2017年、同イベントで『Tommy』をアコースティックでフル・パフォーマンスすることを発表した。
◆ザ・フー画像
彼らが1969年にリリースしたロック・オペラ『Tommy』をフル・バンド・パフォーマンスするのは1989年以来だという。公演は3月30日、4月1日の2回、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで開かれる。『Tommy』の演奏のあと、ヒット・コレクションもプレイするそうだ。
Teenage Cancer Trustのチャリティー・コンサートは2017年で17年目を迎える。毎年、1週間に渡りロイヤル・アルバート・ホールで公演が開かれ、これまでポール・マッカートニー、デヴィッド・ギルモア、ポール・ウェラー、ジョニー・マー、ザ・キュアー、ニュー・オーダー、ノエル・ギャラガー、デーモン・アルバーン、コールドプレイら多くのミュージシャンが、若いがん患者を支援するため出演してきた。
また、ザ・フーは8~9月に予定していたUKツアーをこの<Tommy and More>公演が行なわれる時期(2017年4月)に延期するとも発表した。当初予定していたものより内容がグレードアップされるという。
Ako Suzuki
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