2月に交通事故で亡くなったViola Beach、デビュー・アルバム発表

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2月に車で移動中、事故に遭い、メンバー4人全員とマネージャーが亡くなった英国のインディ・ロック・バンドViola Beachのデビュー・アルバムが、金曜日(7月29日)リリースされた。

◆Viola Beach画像


彼らは2月13日、初の海外公演だったスウェーデンでのフェスティバル出演を終え、英国に戻ろうとストックホルム郊外を走行中、船が通過するため上がっていた可動式の運河橋に侵入し、車は高さ24メートルから転落。5人全員が亡くなった。

2015年春にバンドを結成し、その夏デビュー・シングル「Swings & Waterslides」をリリースしたばかりで、若く前途有望な彼らの死には、リアム・ギャラガー、ストーン・ローゼズ、カサビアン、ジ・エナミー、コーティナーズら多くのミュージシャンから追悼の言葉が寄せられた。

最近では、コールドプレイが6月にグラストンベリー・フェスティバルでヘッドラインを飾った際、彼らの死後リリースされたシングル「Boys That Sing」を彼らのヴォーカルをフィーチャーしつつカヴァーしていた。

セルフ・タイトルのデビュー・アルバムには、すでに発表された「Swings & Waterslides」「Boys That Sing」ほか7曲を加えた計9曲を収録。彼らが望んだものすべてが完成していたわけではなく、当初計画していた内容とは異なると言われるが、批評家の間での評価は高く、あらためてその死が惜しまれている。

Ako Suzuki
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