ジャック・ホワイトのレーベル、世界初、宇宙空間でのビニール盤再生に成功

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ジャック・ホワイトのレコード・レーベルThird Man Recordsが創立7周年とビニール盤の300万枚プレスを記念し、週末(7月30日)、特別仕様のバルーンを飛ばし、世界で初めて宇宙空間(成層圏)でビニール盤を再生することに成功した。

◆ターンテーブル映像

宇宙ステーションの中で音楽がプレイされることはあるが、Third Man Recordsは、高高度気球を使いターンテーブルそのものを宇宙に飛ばした。ターンテーブルとカメラを取り付けたバルーンは81分後に最高高度9万4,413フィート(約2万8,777メートル)まで達した。

彼らは、このICARUS CRAFTと名付けたバルーン+ターンテーブルを飛ばすところから、それが破裂し落下するまでの一部始終を収めた映像を公開。宇宙空間で青く輝く地球をバックに回り続けるターンテーブルの美しい映像が見られる。


再生されたビニール盤は、アメリカの天文学者・SF作家のカール・セーガンのスピーチをフィーチャーした「A Glorious Dawn」。特別に制作されたターンテーブルは、高速度で地上に落ちた後も回転し続けていた。

Ako Suzuki
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