スタインバーグ「Cubase Pro」とオーディオ編集・マスタリング「WaveLab Pro」をパッケージング

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ヤマハミュージックジャパンは、Steinberg Media Technologies GmbH(以下スタインバーグ)開発のDAWのフラッグシップモデルである「Cubase Pro 8.5」とオーディオ編集・マスタリングソフトウェア「WaveLab Pro 9」をバンドルし、購入しやすい価格を実現したパッケージ「MIXING AND MASTERING SUITE」を発売する。数量限定での発売だ。

「MIXING AND MASTERING SUITE」は、「Cubase Pro」と「WaveLab Pro」を同梱したバンドルセット。音楽制作からミキシング、マスタリング作業においてシームレスなワークフローを提供する。「Cubase Pro」でミキシングを完了したあと、そのまま、オーディオミックスダウン機能で「WaveLab Pro」に受け渡すことにより、スムーズにマスタリングを完成させられる。従来のように、ソフトウェア間の受け渡しのためにハードディスク上にある作業中のファイルを探しだす必要がなく、「WaveLab」でのマスタリングの作業中に発見したミキシング段階での問題を「Cubase Pro」で簡単に修正することもできる。


▲オーディオ&MIDI統合DAWソフトのフラッグシップモデルCubase Pro 8.5

「Cubase Pro 8.5」は、作曲、アレンジ、レコーディング、波形編集、ミックス、スコア制作など、現代の音楽制作におけるあらゆる場面で活躍する総合音楽制作ソフトウェアの最新バージョン。遠隔地同士での共同音楽制作を可能にするクラウドサービス「VST Transit」、さまざまな環境設定を切り替えられるプロファイルマネージャーなど、最先端の音楽制作スタイル/ワークフローに対応し、編集機能やソフトウェアシンセサイザーなどの基本機能も充実させ、作業効率を向上させるさまざまな進化を遂げている。


▲オーディオ編集・マスタリングソフトの定番、WaveLab Pro 9。

一方の「WaveLab Pro 9」は、放送プロダクションやマスタリングスタジオではもちろん、プライベートスタジオや学校、整音や音声解析の現場でも愛用されているオーディオ編集・マスタリングソフトウェアの最新バージョン。マスターセクションはプラグインスロットを拡張し、モニタリング機能もさらに強化、マスタリングエフェクト「Master Rig」がオーディオクオリティを引き上げます。さらに豊富なプラグインを搭載しており、ステレオの処理で一般的なL/R(左/右)方式に加え、M/S(Mid/Side)方式にも対応、オーディオモンタージュ、編集、メータリング、プラグインレベルの全てでM/S方式の処理が可能だ。

「MIXING AND MASTERING SUITE」の動作環境は、OSがWindows 10、Windows 8.1、Windows 8、Windows 7 SP1(32/64bit)、Mac OS X 10.11/10.10 (32/64bit)、CPUはIntelのデュアルコア以上、必要メモリは4GB (推奨8GB)以上。ハードディスクは20GB以上の空き容量が必要。パッケージは「Cubase Pro」と「WaveLab Pro」を同梱したインターナショナルパッケージ版。USB eLicenser(ドングル)は「Cubase Pro」パッケージに1個同梱されており、「WaveLab Pro」のパッケージには同梱されない(合計1個のUSB eLicenserが付属)。

製品情報

◆スタインバーグ ソフトウェア バンドル「MIXING AND MASTERING SUITE」
価格:オープン
発売日:2016年8月上旬

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