Carl Martinからグレッグ・ハウのシグネチャー・オーバードライブペダル「GREG HOWE'S LICK BOX」

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フックアップは、Carl Martinによるグレッグ・ハウのシグネチャーモデルのオーバードライブペダル「GREG HOWE'S LICK BOX」を発売した。

デンマークが世界に誇るアナログペダルエフェクトの老舗ブランド、Carl Martin。評価の高い同ブランドのオーバードライブ製品の中でも特に人気が高い「PLEXITONE」は、プロギタリストのグレッグ・ハウの大のお気に入りで、あらゆるジャンルで使い込まれている。その「PLEXITONE」を基に、グレッグがさらに使いやすい仕様をCarl Martin社にリクエストして完成したのが、「GREG HOWE'S LICK BOX」だ。

「PLEXITONE」はハイゲインとクランチの2つのオーバードライブを搭載し、切り替えて使う仕様だが、今回登場の「LICK BOX」ではこの2つのオーバードライブの独立したオン/オフが可能。もちろん「PLEXITONE」同様にクリーンブースターも内蔵。グレッグ・ハウお得意のハイゲインサウンドとクランチサウンドを1つのペダルにまとめたかっこうだ。

見た目はグレッグも愛用する「PLEXITONE」と変わらないように見えるが、グレッグの好み合わせてチューニングされているのがポイント。ハイゲインチャンネルはより豊かなボトムとカラッとした高音域、そしてクランチチャンネルは少しコンプレッションがかかったミッドレンジに特徴がある。もちろん他のペダルでも好評の+12dBクリーンブースターも装備されている。

さらに他のペダルと大きく違う仕様として、両チャンネルの同時使用が可能な点が挙げられる。組み合わせやノブの位置により、そのサウンドとゲインは無限大。そして、各チャンネルには独立してそれぞれGAIN、LEVEL、TONEノブを装備。クリーンブースターにはBOOSTノブが装備されている。電源は新たに開発されたDC/DCコンバーターを搭載することで、9Vの電源仕様ながら内部では±12Vで動作。これにより充分なヘッドルームが得られる。初回ロットのうち世界で200台限定で、グレッグ・ハウの直筆サインカードが封入されている。


▲ハイゲインチャンネルとクランチチャンネルがセレクトではなく、それぞれがON/OFFになっているのがPLEXITONEとの大きな違い。さらに各ドライブチャンネルにはトーンコントロールも付いている。

<グレッグ・ハウ プロフィール>
ロックからフュージョンまであらゆるジャンルを弾きこなす技巧派ギタリスト。速弾きはもちろんのこと、タッピング、スウィープ奏法など様々なテクニックを自在に駆使。現在はジャンルを超えたプロジェクトを精力的にこなす。長年のCarl Martinペダルの愛用者。



製品情報

<おもな仕様>
入力インピーダンス:1MΩ
出力インピーダンス:200Ω
S/N比:54dB
最大ゲイン(ハイゲインチャンネル):+89dB
最大ゲイン(クランチチャンネル):+60dB
最大ブーストゲイン:+12dB
電源仕様: ACアダプター9VDC/150mAセンターマイナス(乾電池は使用できない)
最大消費電流:100mA
外形寸法: 188 (W) x 123 (D) x 56 (H) mm
本体重量: 700g

◆GREG HOWE'S LICK BOX
価格:22,000円(税別)
発売日:2016年8月19日

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