黄金期のヴィンテージアンプを超えるアンプを生み出し続けるBadCatからコスパに優れたアンプ「USA Player Series」登場

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島村楽器は、BadCatのコンボアンプ「Cub 40R 112 USAPS」「Cub 15R 112 USAPS」」、ヘッドアンプ「Cub 40R HD USAPS」「Cub 15R HD USAPS」、人気のリアンプ/アッテネーターの最新機種「Unleash v2」を9月4日より発売する。

黄金期のヴィンテージアンプを超えるアンプを生み出し続けるアメリカのブランドBadCat。今回登場のコンボアンプとヘッドアンプは「USA Player Series」と名付けられ、「BadCatサウンドを、多くのギタリストへ。」をコンセプトに開発された。

ラインナップは、ワット数違いでコンボアンプ「Cub 40R 112 USAPS」(40W)、「Cub 15R 112 USAPS」(15W)、ヘッドアンプ「Cub 40R HD USAPS」(40W)、「Cub 15R HD USAPS」(15W)の4機種。すでに発売されているハイエンドモデルに採用され定評のある“クラスA回路”や“オリジナルスピーカー”などの要素はそのままに、配線方法にプリント基板を採用。半田付けに手作業で1台あたり10時間以上を要していた従来の“ポイント・トゥ・ポイント・ワイヤリング”と違い、製造コストを大幅に抑えることができるため、購入しやすい価格での提供が可能となった。プリント基板には複雑な回路組みによる音質劣化という課題があったが、幾度も改良を重ね、従来のBadCat製品と肩を並べるほどの優れたサウンドの実現に成功している。

「USA Player Series」では、全機種においてプリアンプチューブ初段の切り替えが可能。12AX7は甘く上質なクリーンサウンドを、EF86はゲインが高く自然な歪みを生み出すので、音作りの幅がぐっと広がる。FATスイッチを使えば、ゲインを増幅させて太く音圧のある音作りも可能。さらに、BadCatが独自開発した“K MASTERボリューム”も全機種に搭載。従来のマスターボリュームの仕組みでは、パワーアンプチューブをドライブさせるためにはプリアンプチューブのドライブに依存する必要があり、その結果出力を上げるとプリアンプチューブが飽和して音に歪みが発生していた。対して“K MASTERボリューム”ではパワーアンプチューブを独立させているので、プリアンプチューブで作ったピュアなクリーンサウンドを維持しながら音量を最大限に上げることが可能だ。

ヘッドアンプの2機種は、キャビネットと組み合わせて使用することで、より高い拡張性と好みの音質・音圧が得られる。BadCat純正キャビネットを使えばより高い効果を得ることができる。


▲Cub 40R 112 USAPS(40W)、Cub 15R 112 USAPS(15W)。いずれもH508×W610×D267mm、24.9kg。


▲Cub 40R HD USAPS(40W)、Cub 15R HD USAPS(15W)。いずれもH254×W533×D267mm、17.7kg。

■新たにラインアウトを搭載したリアンプ/アッテネーター「Unleash v2」。

発売以来多くのギタリストの支持を得ている人気のリアンプ/アッテネーターの最新機種「Unleash v2」も同時にリリースとなる。

従来の減衰のみのアッテネーターとは違い、0.1Wまでのアッテネートだけでなく、アンプのトーンはそのままに、出力を100Wまでブーストすることも可能。小音量での自宅練習から、大音量のライブステージまで、アンプが持つニュアンスを変えることなくボリュームを自在にコントロールできる。さらにラインアウトの搭載により、ヘッドフォン出力やレコーディングにも対応可能になっている。

電圧は100~130V、50/60Hz。入力は1/4インチ(6.5mm)フォンジャック、入力インピーダンスは4Ω/8Ω/16Ω切替。入力ワッテージ範囲は最低1W~最大100W (アンプからは1~100Wの範囲で入力可能)、最大出力ワッテージは4Ω:130W、8Ω:100W、16Ω:75W。


▲Unleash v2。H150×W130×D200mm、2.5kg。

製品情報

◆Cub 40R 112 USAPS
価格:208,000円(税別)
◆Cub 15R 112 USAPS
価格:198,000円(税別)
◆Cub 40R HD USAPS
価格:178,000円(税別)
◆Cub 15R HD USAPS
価格:168,000円(税別)
◆Unleash v2
価格:79,900円(税別)
発売日:2016年9月4日

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