【ライブレポート】乃木坂46、雨をはねのけ4th Year Birthday Live完遂。ニューシングルも決定

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乃木坂46による<真夏の全国ツアー2016 ~4th Year Birthday Live~>の最終日公演が8月30日に東京・明治神宮野球場にて行なわれ、1日目・2日目に続く3万5千人を動員した。

◆乃木坂46 <真夏の全国ツアー2016 ~4th Year Birthday Live~>最終日 写真

1stイヤーから毎年Birthday Liveイベントでは全曲ライブを開催している乃木坂46。今年は公演を3Daysに分け、三日間で全112曲を披露した。8月28日、29日の公演では台風10号の影響で屋外ライブには厳しい大雨続きになったが、最終日となる30日の公演ではついに公演前に雨があがり、メンバーとファンの意気込みが押し切ったかのような熱気が会場に満ちた。

最終日公演は生田絵梨花の歌い出しから始まる10thシングル表題曲「何度目の青空か?」からスタート。「最終日盛り上がっていくぞ~!」と生田。続く「転がった鐘を鳴らせ!」ではメンバーが水鉄砲を手に花道を練り歩き、水鉄砲を撃ちながらはしゃぎまわる。曲後のMCでは西野七瀬が「水鉄砲の演出で遠慮なくかけまくってんだけど、楽しかったです!」と声をはずませ、3日目にして雨なしでの開催となったことを喜ぶメンバーたちに会場からは大きな歓声が湧き上がった。

また、体調不良のためツアーの途中まで不参加だった桜井玲香もこの東京3Days公演から復帰。「ライブできないのが寂しかったから、今日はここに立ててめっちゃ嬉しいです!」と笑顔を見せ、前2日の悪天候の影響もなかったようだ。



11thシングルのブロックでは初センターとなった西野七瀬のVTRを経て、西野によるソロ曲「ごめんね、ずっと…」へ。彼女が目を潤ませながら歌唱する姿に見入っていると、続いて白石麻衣をはじめとしたお姉さんメンバーによる「立ち直り中」、メルヘンポップナンバー「あらかじめ語られるロマンス」、そして「命は美しい」と、色とりどりのパフォーマンスが続く。

また、ライブではSoftBankのCMでもおなじみのユニット「ギガ200」もサプライズで登場。ギガちゃん(ポメラニアン)の衣装でデビュー曲である「200ギガあげちゃう」を披露した。

中盤からはいよいよバースデイライブ初披露となる2015年中盤以降のリリース楽曲へ。齋藤飛鳥&星野みなみの「制服を脱いでサヨナラを」や生田衣梨奈&松村沙友理の“からあげ姉妹”による「無表情」では制服姿が立て続けに飛び出し、「神宮、今日は思いっきりかっ飛ばすぞー!」という生駒里奈のシャウトから夏にふさわしい爽やかなハイテンションナンバー「太陽ノック」で会場のテンションもどんどん上昇していく。白石麻衣と西野七瀬のWセンター曲「今、話したい誰かがいる」、2015年映画『悲しみの忘れ方 Documentary of 乃木坂46』の主題歌「悲しみの忘れ方」などを繰り出す13thシングルのブロックも見逃せない。


そして2016年6月に卒業した深川麻衣がセンターを務めていた14thシングル曲「ハルジオンが咲く頃」では、深川のポジションに川後陽菜が登場。会場にはファンらのペンライトによって見事にハルジオンが形作られ、会場が感動に包まれた。川後はのちのMCで「すごく不安で緊張してたんですけど、大好きなまいまいのポジションをやらせて頂いて幸せでした。」「(ポジション担当が決定した後)一番に連絡したのがまいまいで、まいまいが「うれしい頑張ってね!」と声をくれた。私のハルジオンの歌がまいまいに届いたらいいなって思います」と惜しみないまいまい愛を明かしていた。

生田絵梨花の舞台つきで披露された「命の真実 ミュージカル「林檎売りとカメムシ」」、またメンバーが風に煽られながらタオルを振って盛り上がる「オフショアガール」など、ライブも最新シングルブロックへ。本編ラストは初のセンターを齋藤飛鳥が射止めた「裸足でSummer」。クライマックスで涙とともに「神宮!」と叫んだ斎藤に「最高ー!」とメンバー全員が続く。曲後には齋藤飛鳥が「みなさん本日は本当にありがとうございます」と礼とともに感極まった様子で言葉をつまらせ、桜井玲香が「飛鳥の代わりに。皆さん本日は本当にありがとうございました!」とキャプテンらしいフォローを見せて本編を終えた。



アンコールではトロッコに乗ったメンバーたちが「夏のFree&Easy」「ガールズルール」とともにバズーカと手投げでカラーボールを観客席に投下。さらにMCでは乃木坂46が16枚目のシングルを11月9日に発売することも発表された。最後は1stシングル曲「乃木坂の詩」で会場と大合唱。ダブルアンコールで球場全体に紫のペンライトが輝くなか「おいでシャンプー」を披露し、3日間でトータル約9時間、10万5千人動員となった大切なBirthday Liveを締めくくった。


セットリスト「乃木坂46 真夏の全国ツアー2016 ~4th YEAR BIRTHDAY LIVE~」

2016年8月30日(火)東京・明治神宮野球場
M0 Overture
VTR
10th SG M1 何度目の青空か?
10th SG M2 転がった鐘を鳴らせ!
MC
10th SG M3 遠回りの愛情
10th SG M4 私、起きる。
10th SG M5 Tender days
10th SG M6 あの日 僕は咄嗟に嘘をついた
VTR
11th SG M7 ごめんね ずっと・・・
11th SG M8 立ち直り中
11th SG M9 あらかじめ語られるロマンス
11th SG M10 ボーダー
11th SG M11 命は美しい
11th SG M12 君は僕と会わない方がよかったのかな
VTR
未定 M13 200ギガあげちゃう
M C
VTR
12th SG M14 制服を脱いでサヨナラを
12th SG M15 無表情
12th SG M16 魚たちのLOVE SONG
12th SG M17 もう少しの夢
12th SG M18 太陽ノック
12th SG M19 羽根の記憶
12th SG M20 別れ際、もっと好きになる
VTR
13th SG M21 今、話したい誰かがいる
13th SG M22 悲しみの忘れ方
13th SG M23 隙間
13th SG M24 大人への近道
13th SG M25 ポピパッパパー
13th SG M26 嫉妬の権利
M C・VTR
14th SG M27 ハルジオンが咲く頃
14th SG M28 憂鬱と風船ガム
14th SG M29 不等号
14th SG M30 遥かなるブータン
14th SG M31 急斜面
14th SG M32 釣り堀
14th SG M33 強がる蕾
M C・VTR
15th SG M34 命の真実 ミュージカル「林檎売りとカメムシ」
15th SG M35 白米様
15th SG M36 オフショアガール
15th SG M37 行くあてのない僕たち
15th SG M38 僕だけの光
15th SG M39 シークレットグラフィティ
15th SG M40 裸足でSummer
本編終了
Encore
9th SG EN1 夏のFree&Easy
6th SG EN2 ガールズルール
M C
1st SG EN3 乃木坂の詩
2nd SG WEN おいでシャンプー

乃木坂46アンダーライブ全国ツアー2016~中国シリーズ

・2016年9月22日(木・祝)@広島文化学園HBGホール
・2016年9月23日(金)@倉敷市民会館
・2016年9月24日(土)@周南市文化会館

◆乃木坂46オフィシャルサイト
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