気鋭ピアニスト反田恭平、圧巻の3夜連続コンサート

新進ピアニスト反田恭平が、8月30日（火）〜9月1日（木）に「3夜連続 ピアノコンサート」を浜離宮朝日ホールで開催した。

3夜それぞれでドイツ、フランス、ロシアをテーマに設け、別々のプログラムが用意されるという今回の異例のコンサートにファンの期待は高く、チケットは3公演とも一般発売日に即日完売を果たした。そしてコンサート当日には、圧倒的なパフォーマンスに対して満席の聴衆から喝采を浴び、大きな成功を収めた。

9月7日（水）、8日（木）、9日（金）に追加公演が開催されるが、こちらも残席僅少となっているということ。

また、新しい試みとして、各日のコンサート前半のライヴ演奏をそのまま収録したCD付きのプログラムが会場限定販売された。“プロ音楽録音賞”を幾度も受賞する日本コロムビアのスタッフによる収録は、通常のアルバムに全く引けを取らないクオリティーが評判になり、3日間で計500部を販売。3夜すべてのプログラムを求める人も多数みられたという。

なお、追加公演でも、本公演の演奏が収録された会場限定販売CD付きプログラムの販売が決定。各日、公演内容に合わせたCD付きプログラムが販売される。

そして反田恭平は、11月23日にセカンドアルバムとして、イタリア・トリノでこの7月に収録した『ラフマニノフ：ピアノ協奏曲第2番』（指揮：アンドレア・バッティストーニ、管弦楽：RAI国立交響楽団）ほかをリリース予定だ。2017年4月には、佐渡裕指揮、東京シティ・フィルハーモニー管弦楽団との国内ツアーも決定している。

撮影＝堀田力丸