キュウソネコカミ、初の映画主題歌「わかってんだよ」を10月にSG発売

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キュウソネコカミが、12月下旬より公開される映画『14の夜』の主題歌「わかってんだよ」を書き下ろした。

『14の夜』は、『百円の恋』で第39回日本アカデミー賞・最優秀脚本賞を受賞した足立紳の初監督作品としても注目されている作品である。キュウソとしては初の映画主題歌である「わかってんだよ」は、ボロボロの青春をエモーショナルに歌い上げるナンバーだ。新曲としてすでにライブで何度か披露されているが、ファンの間ではリリースが熱望されており、ついに10月26日にシングルとしてリリースされる。

今回の主題歌起用に関して、ヤマサキ セイヤ(Vo/G)、足立紳監督からそれぞれコメントも寄せられている。

  ◆  ◆  ◆

【ヤマサキ セイヤ(Vo/G)・コメント】
「『14の夜』脚本を読んで、主人公タカシの生き様に、「わかるわ…」となりました。
特に目立てない学生時代、今もイケてる奴より冴えない生き方や考え方、諸々ひっくるめてキュウソネコカミのスタイルに、僕の人生に重なり、すぐに出来ました。
この映画の主題歌の話を頂いた時、別件ですごく落ち込んでいて、揺れ動いた心、悔しくて苦しい気持ちをそのまま曲にぶち込みました。
この曲は、ウケようとか、良く思われようとか、一切無しのガチです。
映画のおかげで、僕らにとっても、大切な曲を作る事が出来ました。
みなさん是非映画館に足を運んで観て下さい。」
── ヤマサキ セイヤ(Vo/G)

【足立紳監督・コメント】
「キュウソネコカミの歌にはウソがない。本当のことを言っているような気がする。せこくて甘くないようで甘くてやっぱり甘くなくて、身も蓋もないようで身も蓋もあって、つまりはメチャクチャ人間臭い。だから心を打つ。この映画もそんな作品にしたいと思った。
あがってきた曲を初めて聞いたとき、「すげぇいいじゃん!俺が作ったことになんねーかなこれ!」と思いつつも、これはヤバイことになったと思った。今まで何度も目にしたことのある主題歌だけが良すぎて浮いているパターンの映画になってしまうのではと不安になった。もうちょい良くない歌にできませんかとお願いしたいくらいだったが、とにかくこの歌に少しでも迫れる映画にしよう。じゃないと俺が恥かく。この歳でもう恥はかきたくないどうしようどうしよう、と思いながらこの映画を作った。」
── 足立紳(『14の夜』脚本・監督)

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なお同シングルは、「わかってんだよ」に加え、「秋エモい」「こみゅカ」の3曲入り。「秋エモい」は前作「サギグラファー」に収録の「夏っぽいことしたい」に続く季節シリーズで、エモさ全開のロックチューンであるという。「こみゅカ」は1〜3月に行われたワンマンツアーで披露されていた新曲であり、約半年の時を経てようやくリリースに至る。そして初回限定盤付属DVDには、9月3日に行われたばかりの<BAYCAMP 2016>のライブ映像、キュウソが無茶ブリに挑む“秋の芸術祭”、そしてここでしか見られない「こみゅカ」のミュージックビデオのフルバージョンが収録される予定だ。

3rd Single「わかってんだよ」

2016年10月26日発売
【初回限定盤 CD+DVD】VIZL-1062 ¥1,500+税
【通常盤 CD】VICL-37220 ¥1,000+税
1. わかってんだよ ※映画「14の夜」主題歌
2. 秋エモい
3. こみゅカ

<初回限定盤付属DVD>
・“BAYCAMP 2016”ライブ映像
・キュウソネコカミが芸術に挑む!?“秋の芸術祭”
・“「こみゅカ」Music Video フルver.”

映画『14の夜』

覚えていますか? どうしようもなく青くさかった14才の夜を… 『百円の恋』の製作チームが描く、青春(性春!)映画の金字塔がここに誕生。第39回日本アカデミー賞で最優秀脚本賞を受賞した足立紳・監督デビュー作
【監督】足立 紳(第一回監督作品)
【脚本】足立 紳(『百円の恋』『お盆の弟』など)
【配給】SPOTTED PRODUCTIONS
 2016年12月下旬より~テアトル新宿ほか劇場公開予定
【キャスト】犬飼直紀、濱田マリ、門脇麦、和田正人、浅川梨奈(SUPER☆GiRLS)、健太郎、ガダルカナル・タカ、光石研

◆キュウソネコカミ オフィシャルサイト
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