ジェフ・ベック、デビュー50周年を記念する待望の来日公演が決定

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デビュー50周年! 世界の頂点に立つ、進化を続けるレジェンド・ギタリスト、ジェフ・ベックの待望の来日公演が決定した。

◆ジェフ・ベック~画像~

公式のジャパン・ツアーとしては、2014年春にロンダ・スミス(ベース、ヴォーカル)、ジョナサン・ジョセフ(ドラムス)、スイス人ギタリスト、ニコラス・マイアーから成るバンドと来日して以来、約3年ぶりのものということになる。

2016年6月24日に72回目の誕生日を迎えたジェフ・ベック。ロック・ギターのパイオニアの一人として半世紀以上にわたって上質な音楽を創造しつづけてきたその功績、エレクトリック・ギターという楽器の表現領域を極限まで広げてきた飽くなき探究心、後進に与えつづけてきた影響力の大きさなど、さまざまな面で、音楽家=ジェフ・ベックは多くの人たちから称賛されてきた。

ミュージシャン仲間からの世代やジャンルを超えた異様とも思えるほどの評価の高さも、ジェフ・ベックを語るうえでの大きなポイント。たとえば、スティーヴ・ヴァイやジョー・サトリアーニに代表されるギタリストたちにとってベックは、まさに永遠の憧れと呼ぶべき存在だが、その一方で、バディ・ガイのような伝説的ブルースマンも彼を絶賛し、実際に活動をともにしたりしてきた。それらの例の一つひとつをここで紹介するまでもないだろう。

ロックンロール・ホール・オブ・フェイム=ロックの殿堂には、原点となったヤードバーズ時代の功績と、それ以降のソロ活動での豊かな創作活動を対象に2回迎えられているし、真に優れた音楽作品の指標とも呼べるグラミー賞はなんと8回も獲得している。しかも、そのうちの6回は、ロック部門インストゥルメンタル・パーフォーマンス賞での受賞だ。

さらに、2010年発表のアルバム『エモーション・アンド・コモーション』で取り上げたプッチーニの「誰も寝てはならぬ」によってポップ部門インストゥルメンタル・パーフォーマンス賞も受賞している。

2016年7月にリリースされた6年ぶりの新作『ラウド・ヘイラー』では、一般的にはまったく無名の若いアーティスト、ロージー・ボーンズ(ヴォーカル)とカーメン・ヴァンデンバーグ(ギター)とともに嘘にあふれた現代社会に向けたメッセージとも受け止められ曲を書き上げ、彼女たちを全面的にフィーチュアする形でアルバムを仕上げている(クイーンのロジャー・テイラーの誕生日パーティーで二人のライヴを観て、すぐに声をかけたらしい)。

ハリウッドでのソロ活動50周年記念イベント、超豪華本『BECK 01』の出版などと前後して、7月半ばには『ラウド・ヘイラー』ツアーがスタートしている。そこには、ロージーとカーメンも参加。ベテランのロンダ・スミスとジョナサン・ジョセフがしっかりとリズムを支え、さらにジミー・ホール(ヴォーカル)も加わった編成で、連日、話題の新作に焦点を当てながら、歴史的名曲もしっかりとカヴァーした内容のプログラムに取り組んでいるようだ。2017年の来日公演も、もちろん、この新編成の興味深いラインナップで行なわれる予定となっている。

●来日メンバー(予定)
・ジェフ・ベック〈G〉
・ロンダ・スミス〈B〉
・ジョナサン・ジョセフ〈Ds〉
・カーメン・ヴァンデンバーグ〈G〉
・ロージー・ボーンズ〈Vo〉
・ジミー・ホール〈Vo〉

撮影◎土居政則

<ジェフ・ベック ジャパン・ツアー 2017>

【横浜】
1/25(水) パシフィコ横浜
お問い合わせ:ウドー音楽事務所 03-3402-5999 udo.jp

【仙台】
1/26(木) 仙台サンプラザホール
お問い合わせ:ウドー音楽事務所 03-3402-5999 udo.jp

【盛岡】
1/28(土) 岩手県民会館 大ホール
お問い合わせ:ウドー音楽事務所 03-3402-5999 udo.jp

【東京】
1/30(月)・31(火) 東京国際フォーラム ホールA
お問い合わせ:ウドー音楽事務所 03-3402-5999 udo.jp

【大阪】
2/2(木) グランキューブ大阪
お問い合わせ:大阪ウドー音楽事務所 06-6341-4506 udo.jp/Osaka

【福岡】
2/3(金) 福岡サンパレス ホテル&ホール
お問い合わせ:TSUKUSU 092-771-9009

【広島】
2/4(土) 広島上野学園ホール
お問い合わせ:夢番地広島 082-249-3571

【名古屋】
2/6(月)  名古屋市公会堂
お問い合わせ:CBCテレビ事業部 052-241-8118

■一般発売日
横浜:10/1(土)
仙台:10/29(土)
盛岡:10/29(土)
東京:10/1(土)
大阪:10/1(土)
福岡:10/8(土)
広島:10/22(土)
名古屋:後日発表


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