【速レポ】<中津川フェス>OAU、「最近穏やかな感じでやってきたけどさ(笑)、やっぱり怒っているんだよね」

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初日のRESPECT STAGEでトリを務めるのはOVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUNDだ。サウンドチェックではMARTINとTOSHI-LOWが同時間帯のREDEMPTION STAGEに出演しているMONGOL800の「小さな恋のうた」を歌い出して大ウケ。TOSHI-LOWの「モンパチはじめるよ~」の声にみんな笑いながら拍手喝采し、リラックスムードのままライヴ本編に突入した。

◆OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND 画像

2ndアルバム『New Acoustic Tale』収録のカントリー・ナンバー「Freight Train」からスタートした演奏は、MARTINが奏でるヴァイオリンの音色がインパクト大で、すっかり日が暮れた中津川公園内のあちこちから人が集まりステージの周囲にはあっという間に人だかりができた。

MARTINがヴァイオリンからアコースティック・ギターに持ち替えると、「Thank you」でTOSHI-LOWとハーモニーを聴かせる。後半、アップテンポになってくるとTOSHI-LOWがギターを置いて客席へ突入。「OAUのライヴでこんなに暴れると思わなかったでしょ(笑)?」とMARTINも楽し気に観客に声をかける。すると、袖から突如細美武士がアルコールドリンクが入っているとおぼしき紙コップを持って登場、メンバーに配って歩きだす。「ドリンクボーイの細美武士です」とTOSHI-LOWが紹介して全員でカンパイ。その後は<中津川 THE SOLAR BUDOKAN 2016>というタイトルについて、「武道館って東京にあるんじゃないの?」(MARTIN)「そう思ったでしょ?俺もそう思って来たんだけど、ないんだよね、武道館」(TOSHI-LOW)と身も蓋もないトークを繰り広げる等、とにかく自由な人たちだ。そうかと思えば、「gross time ~街の灯~」「夢の跡」と、優しいメロディと柔らかなアコースティック楽器のアンサンブルでじっくりと素晴らしい音楽を聴かせてくれた。







「ここは日本で初めての野外フェス、フォークジャンボリーをやったところだから、エレキよりこういう方が良いよね」とTOSHI-LOW。「でも、来週も楽しみなんだよなあ~」と、次週行われるOAU主催フェス<New Acoustic Camp>の話から楽曲「N.A.C」へと持って行くあたりは、百戦錬磨のステージングといったところだろうか。RONZI(Dr)とKAKUEI(Perc)を中心とした性急なリズムがなんとなくユーモラスにも感じられてワクワクする楽曲だ。そこから間髪入れずに始まった「Bamboo leaf boat」ではMARTINがオリエンタルな旋律を激しく奏で、MAKOTO(Ba)とKOHKI(Gt)も髪を振り乱しながらプレイした。疾走感のある人気曲「Making Time」が勢いよく飛び出すと、オーディエンスは左右に身体を揺らしてサビのメロディを大合唱だ。最高に楽しくて、聴いていると力が自然に湧いてくる気持ちになれる。そんな、誰もが元気をもらえる1曲ではないだろうか。



「ソーラーでフェスができるのっていいよね、良いフェスだと思う。“反なんとか”っていうんじゃなくて、“イエス”っていう意味でこのフェスをやってるっていうのはあのモジャモジャ(笑)──佐藤タイジは良いこと言うよな、って。だけどさ、この前ニュースを見てたら、これからやらなきゃいけない原発事故とか今後の処理を、電力自由化に参入した会社に負担させようとしてるんだよね。“ちょっと待てよ”と。おかしいなと思うわけ。最近穏やかな感じでやってきたけどさ(笑)、やっぱり怒っているんだよね。“嫌なもんには嫌だ、違うもんに違う”って、子どもたちのために喧嘩したり、“NO”って言えるのが、大人なんじゃないのって俺は思います」と、TOSHI-LOWは話した。




そして、近々、4人目の子どもが生まれるというMARTINであるが、3人目の子どもが生まれるときにTOSHI-LOWに詞を書いてもらった「Question」を穏やかに包み込むように歌い、いったんステージを降りた。アンコールの声に応えステージに戻ってきたメンバーたちは、「Follow The Dream」から「New Tale」に繋ぎ賑やかに終了した……。かと思いきや、予定時間をオーバーしているものの、もう1曲。オルゴールの音色のような「otherwhere」をTOSHI-LOWがゆったりと歌い、ライヴを締めくくった。アコースティック楽器を使った演奏ならではの柔らかさと、その柔らかさの芯にある強さを感じさせるライヴだった。

取材・文◎岡本貴之
撮影◎三浦麻旅子

【OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND@RESPECT STAGEセットリスト】

01. Freight Train
02. Thank You
03. gross time 〜街の灯〜
04. 夢の跡
05. N.A.C
06. Bamboo leaf boat
07. Making Time
08. 朝焼けの歌
09. Question
en1. Follow The Dream
en2. New Tale
en3. otherwhere

■<中津川 THE SOLAR BUDOKAN 2016>

Day1:2016年 9月10日(土)
Day2:2016年 9月11日(日)
会場:岐阜県中津川市 中津川公園内 特設ステージ
岐阜県中津川市茄子川1683-797
※雨天決行(荒天の場合は中止)

▼9月10日(土)出演者
シアターブルック、AFTER SCHOOL HANGOUT (林立夫&沼澤尚 with 鈴木茂, 森俊之, 沖山優司 featuring Leyona and 高橋幸宏)、チャットモンチー、DJダイノジ、怒髪天、H ZETTRIO、麗蘭、ましまろ、MONGOL800、NAMBA69、OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND、RIZE、SA、Spinna B-ILL、10-FEET、Dragon Ash、SCOOBIE DO、THE BLACK COMET CLUB BAND、cro-magnon、加藤登紀子、シシド・カフカ、中川敬 (ソウル・フラワー・ユニオン) 、オレスカバンド、NO GENERATION GAPS(うじきつよし・佐々木亮介)、Dachambo、DJ NOBU A.K.A. BOMBRUSH! with IO, DONY JOINT & YOUNG JUJU (KANDYTOWN / BCDMG)

▼キャンパーズParty“Village Of illusion”
LIVE:フォークソング部 (NAOKI[SA]+上原子友康 [怒髪天])、藤井一彦 (THE GROOVERS)、 Rei
DJ:SEIYA、DJ PAIPAI & SWEET RAVE、DJ 吉沢dynamite.jp
Midnight illusion:瀧澤賢太郎、DJ EMMA、KEN ISHI

▼9月11日(日)出演者
ACIDMAN、a flood of circle、赤い公園、THE COLLECTORS、ダイノジ(Talk&Live)、the HIATUS、インディーズ電力 大取締役会、Nothing’s Carved In Stone、THE King ALL STARS(加山雄三、佐藤タイジ、古市コータロー、名越由貴夫、ウエノコウジ、武藤昭平、山本健太)、八代亜紀、さかいゆう feat. 福原美穂 × 中津川 JAM (柴山哲郎、沼澤尚、中條卓、森俊之) 、the LOW-ATUS、ROVO、浜崎貴司 GACHI SOLAR SPECIAL(浜崎貴司、仲井戸“CHABO”麗市、佐藤竹善(Sing Like Talking)、PES(RIP SLYME)、山田将司(THE BACK HORN))、MANNISH BOYS、LIVE FOR NIPPON 〜Pray For 熊本〜 (高田漣.・東田トモヒロ・山口洋)、 片平里菜、真心ブラザーズ、ストレイテナー、チャラン・ポ・ランタン、BimBamBoom、Young Juvenile Youth、OZROSAURUS、ROTH BART BARON、TheSunPaulo、Yasei Collective、iCas(インディーズ電力 大取締役会)、LIFE IS GROOVE(KenKen、山岸竜之介、SATOKO、タブゾンビ)

◆BARKS内<中津川 THE SOLAR BUDOKAN 2016>特集
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