UKアルバム・チャート、英国出身のカントリー・アーティストが史上初の1位
今週の全英アルバム・チャートは、英国人女性2人(双子)によるカントリー・ミュージック・ディオWard Thomasの2枚目のスタジオ・アルバム『Cartwheels』が初登場で1位を獲得した。2014年に発表したデビュー作『From Where We Stand』の最高位は41位。セカンドで大ブレイクし、初の全英1位を手にした。英国出身のカントリー・アーティストが1位を獲得するのはこれが初めてとなる。
◆Ward Thomas画像
2位には、ITV(英国のTV局)でドキュメンタリーが放送されたカーペンターズのベスト・アルバム『The Nation’s Favourite Carpenters Songs』が、3位にはジェイミー・Tの4枚目のスタジオ・アルバム『Trick』がチャート・インした。
今週はトップ10内に合計6枚のアルバムが初登場しており、上位3枚のほか、ロンドン出身のラッパーWretch 32のサード『Growing Over Life』が5位、ア・デイ・トゥ・リメンバーの3年ぶりの新作『Bad Vibrations』が6位、ディヴァイン・コメディの6年半ぶり、11枚目のアルバム『Foreverland』が7位をマークした。
シングル・チャートは、ザ・チェインスモーカーズの「Closer」が2週連続で1位を獲得。2,3位も変わらず、ジャスティン・ビーバーをフィーチャーしたDJ SNAKEの「Let Me Love You」とメジャー・レイザーの「Cold Water」がキープした。「Let Me Love You」は8月中旬に2位に初登場してから5週連続でそこに留まり続け、あと少しのところで首位に手が届かない。
今週新たにトップ10入りしたのは、マーティン・ギャリックスとベベ・レクサのコラボ「In The Name Of Love」(10位)のみだった。
Ako Suzuki
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