コルグから耳にはめるイヤホン型メトロノーム「In-EarMetronome」&みんなで同じテンポを聴ける「SyncMetronome」

ツイート

イヤホンのように耳にはめて使用する超小型メトロノーム「In-EarMetronome」、複数人で同じテンポを共有できる同期機能搭載の「SyncMetronome」、2種のユニークなメトロノームがコルグがら登場した。いずれも発売は9月下旬。

■耳にはめて使用する超小型モデル「In-EarMetronome」


▲ジョグ・ダイヤルを備えた外側(左)とLCDディスプレイを備えた内側(右)。

2002年に発売され、そのとびぬけて小さなサイズと画期的な使用スタイルで人気を集めたマイクロ・メトロノーム「MM-1」。今回、多くのユーザーの要望に応えてニューモデルがリリースされることとなった。それが「In-EarMetronome」。コンセプトはそのままにあらゆる機能をアップデートしての登場だ。

イヤホンのように耳にはめて使用する超小型メトロノームは、周囲の音に埋もれてしまうことなく、メトロノーム音を耳元で直接聴けるのがメリット。楽器の個人練習には最適な仕様だ。テンポの設定範囲は30~252回/分と幅広く、さらにさまざまなビート/リズムのバリエーションを備える。

ちゃんと耳に固定できるのか? そんな心配も無用だ。耳の形状は人によってそれぞれ異なるが、「In-EarMetronome」はさまざまな耳に安定して装着できるよう特徴的な機構を取り入れている。1つ目は、スピーカーの下から伸びるイヤー・フィッター。耳孔の周りのくぼみに ぴったりフィットし、しかもさまざまな耳の形状に対応するようスピーカーごと回転させて取り付け角度を微調整できる。2つ目は、耳たぶにはさんで固定できる開閉式のイヤー・クリップ。使用中の急な衝撃や激しい運動にもびくともしない、 高いホールド感を獲得している。

ボディの側面にジョグ・スイッチを装備し、耳に取り付けたままの状態でカンタンに設定変更が可能。テンポ設定はもちろん、ビート、リズム、音量をセレクト可能。コンパクトながら優れた操作感を実現している。また、ボディの内側には電源ボタン、モード切替ボタン、テンポなどを表示するLCDディスプレイを備えている。コイン型リチウム電池で約200時間の連続使用が可能。電源をオフにしても設定を記憶するメモリー・バックアップ機能も搭載する。

付属品は、装着感を高めるクッション性に優れたスポンジ製のイヤー・パッド、本体と電池、イヤー・パッドがぴったり収納できるキャリング・ケース。さまざまな場所に携帯して手軽にリズム・トレーニングができる。


▲本体は左右どちらでも同じように操作できる形状。キャリング・ケースが付属する。

■みんなで同じテンポを耳元で聴ける「SyncMetronome」

「In-EarMetronome」の超小型メトロノームの機能に加え、複数台でテンポを同期できる機能を搭載したのが「SyncMetronome」。2台以上の「SyncMetronome」が赤外線でテンポを同期。ブラス・バンドやマーチング・バンドなど、複数人で同じテンポを共有して練習したい時に最適なモデルだ。


▲「In-EarMetronome」とほぼ同形状でブラックボディの「SyncMetronome」

これまでのパート練習では、メトロノームを中央に一台置いて合わせようにも、音量が小さくて聞こえづらい、といった苦労がつきものだった。「SyncMetronome」ならそういう心配なく、全員が同じテンポを耳元でしっかり聴いて練習することができる。

テンポ同期の方法もカンタン。2台の「SyncMetronome」をカチッとつないでシンク・ボタンを押すだけ。台数の上限もなく、何台でも同期する ことが可能だ。

その他、メトロノームとしての機能は 「In-EarMetronome」と同様で、イヤー・パッドやキャリングケースも付属。コイン形リチウム電池で約100時間の連続使用が可能だ。

両モデルともサイズは49(W)×22(D)×22(H)mm、重量は約9g(電池含む)。イヤホン直径は16mm。


▲「SyncMetronome」同士をかちっとつないでシンク・ボタンを押せば同期の設定が完了。何台でも同期できる。

製品情報

◆In-EarMetronome
価格:2,250円(税別)
◆SyncMetronome
価格:3,500円(税別)
発売日:2016年9月下旬

この記事をツイート

この記事の関連情報

*

TREND BOX

編集部おすすめ

ARTIST RANKING

アーティストランキング

FEATURE / SERVICE

特集・サービス