T-BOLAN、＜一夜限りのカウントダウンライブ＞で再結集

T-BOLANが2016年12月31日、豊洲PITにて＜一夜限りのカウントダウンLIVE＞を開催することが発表となった。活動休止中の4人が大晦日に再結集する。

◆T-BOLAN 画像

2014年3月8日の大阪・オリックス劇場、3月21日の東京･渋谷公会堂の復活ライブ直前、「置き去りにするしかなかったステージに4人でもう一度立とう。だからこそT-BOLANにとって意味のある場所でそのライブを共有したかった。始まりの場所と、あの日、時を止めた2つの場所でT-BOLANとして今、この2ヶ所にたどり着きます」とヴォーカルの森友嵐士が語り、19年ぶりの単独ライブが行われたのが、約2年半前のこと。

しかし、同年4月26日の追加公演を持ってT-BOLANは再び活動休止を宣言する。「何かある時まで、T-BOLANが活動することはない…」という言葉は解散ではない。が、4人がひとつのピリオドを打ったことに間違いはなかった。

そして、2016年12月31日の大晦日に開催されるカウントダウンライブだ。森友嵐士、青木和義、五味孝氏、そして上野博文が再結集する意思を固めたのは、T-BOLANデビュー25周年を記念したものではなく、ベースの上野博文のためだった。以下、カウントダウンライブ開催の経緯、メンバーの想いを記した森友嵐士のコメントを掲載したい。

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「ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、T-BOLANとしては、これが初めての発表になります。
2015年3月、T-BOLANベーシスト上野博文が、クモ膜下出血の為、緊急入院いたしました。長い期間寝たきりの状態でしたが、病院の方々、そして何よりご家族の手厚い看護によって奇跡的に意識を回復させることができ、現在、社会復帰のためのリハビリと向き合っている状況です。
僕たちミュージシャンにとって、生きる意味や生き甲斐として、ステージはとても大きな存在です。
意識回復を皆が願い、看病の日々、彼の耳元には、ライブ音源が流れない日はありませんでした。
奇跡的な回復を遂げ、今年年明けに退院、そして2月にはメンバー全員が集合し、退院祝いをかねた会食会を実現するまでに回復してきました。
当初、今回のタイミングでのT-BOLANライブの予定はありませんでしたが、上野のリハビリへの何よりの力になればとメンバー一同、今回ライブ企画を立ち上げさせてもらいました。
12月31を目標に、皆様方のサポートの中、彼の挑戦ははじまっています。
復活を願い、何より生きる目的に向かって、最後の奇跡を引き寄せるために。
どうぞ、皆様応援の程よろしくお願いいたします」──森友嵐士

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なお、T-BOLANのオフィシャルサイト内では、ベース上野博文への応援メッセージフォームを開設中だ。チケットT-BOLANオフィシャルサイト先行予約は9月27日10:00より。


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