【音踊人23】聴覚障害者の私の心を動かしたDa-iCE(はる。)

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私は聴覚障害を持っている。
聴覚障害といえば「音楽が聞こえない=音楽を好きになれない」というイメージをお持ちの方も多いだろう。

しかし、そんなことはない。
デジタル化が発達している今、YouTubeでアーティストの動画を見て「目で聞く」ということが多いのだ。だから、聴覚障害を持っても音楽が好きな方は多いのだ。もちろん私も小さい頃から家族の影響で音楽が好きだった。今も、暇さえあれば音楽を聞いている。そんな私が今まで出会った中で一番心を動かされたアーティストがいる。

それはDa-iCE(ダイス)。

Da-iCEはダンス&ボーカルグループで、メンバーは…
岩岡 徹(パフォーマー)
工藤 大輝(パフォーマー、リーダー)
大野 雄大(ボーカル)
花村 想太(ボーカル)
和田 颯(パフォーマー)
の5人でファンは「6面」と呼ばれている。

2014年1月、「SHOUT IT OUT」でメジャーデビューし、2016年9月現在、インディーズ時代に出した2枚のCD、9枚のシングル、2枚のアルバムを出している。


では、一体、どうやって耳が聞こえない私がDa-iCEを知って好きになったのか?


5th single 「BILLION DREAMS」のMVを見て5人のダンスやルックスに惹かれたのだ。海外で武者修行もしたことある5人の息の合ったダンス。「顔面偏差値75」と呼ばれている5人のルックス。私はそれに惹かれたのだ。

Da-iCEのライブにも行ったこともある。
初参加は「Da-iCE Live House Tour 2015-2016 PHASE 4-HELLO-」の新潟LOTS公演だった。ライブが始まった途端、5人が見せる息の合ったダンスにボーカルの大野 雄大、花村 想太の歌声が見事にマッチし完全に引き込まれた。一番印象に残っているのは
3rd single「ハッシュ ハッシュ」。


Da-iCEのライブでは定番の曲であり、曲に入る前にメンバーによるサビの振り付けのレクチャーがわかりやすくて耳が聞こえない私でも振りを楽しんで真似ることができたのだ。

その後、私は何度も「リリースイベント」や「個別お話し会」などのイベントに参加しメンバーやファンとのコミュニケーションを楽しんでいる。ちなみに方法は筆談である。これからも耳が聞こえないからこそメンバーやファンとのコミュニケーションを楽しみたいと思う。

Da-iCEは現在初のホールツアー「Da-iCE HALL TOUR 2016 PHASE 5」を開催中である。私は未だにPHASE 5を見たことなく、10月11日に行われる千葉・舞浜アンフィシアター公演でやっと初参加である。チケットがまだ残っている公演もあるので気になった方は是非行ってみてほしい。

さらに、ツアーファイナルは2017年1月17日、Da-iCEの夢の地である「日本武道館」で迎える。それも、もちろん見に行く予定だ。念願の日本武道館公演に向かって走り続けるDa-iCEに目が離せない。これからも応援していきたいと思う。

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