amazarashi、『虚無病』小説第2章「それでも人生は美しいと言えますか？」

3年ぶりとなるミニアルバム『虚無病』をリリースしたamazarashiが、同作品の新たなストーリー(オリジナル小説)を特設ページにて公開した。

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“虚無病”は、秋田ひろむが書き下ろす新たなストーリーの中で繰り広げられる架空の病のこと。楽曲がモチーフになったキャラクターと共に同タイトルの物語が展開され、10月15日に幕張メッセ イベントホールにて行われる360°ライブともリンクするプロダクツとなる。

『虚無病』特設ページではストーリー第1章に加え、第2章が公開された。これに併せて秋田ひろむよりコメントが到着したので以下にお届けしたい。

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「思うに虚無とは、煤のような物かもしれません。
こびり付くのは一瞬。でも、こそぎ落とすには骨を折るものです。
問題は、煤がこびり付いたからといって、この自我を買い替える事はできないという事です。

悲しい事、苦しい事を経て、僕らはすっかり汚れてしまいました。この真っ黒な煤を“美しい”と言えるかどうかが、僕らの命を肯定する分水嶺かのように感じています。

僕らの負の感情を、ネガティブを、薄汚れた“煤”を、清濁合わせて飲み干せるのか。真っ黒に汚れたあなたに問いかけたいのです。それでも人生は美しいと言えますか？」──秋田ひろむ（amazarashi）

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ミニアルバム『虚無病』にはタイトル曲「虚無病」に加え、2013年、中島美嘉に楽曲提供して話題を呼んだ「僕が死のうと思ったのは」のセルフカバー含む全5曲が収録された。初回生産限定盤には小説「虚無病」と＜amazarashi Premium LIVE VIEWING「世界分岐二〇一六」＞で披露したアコースティックライブの映像が同梱されるほか、幕張メッセで行われるワンマンライブ＜amazarashi Live 360°「虚無病」＞よりライブ音源が1曲ダウンロードできるシリアルコードが封入される。一方、初回仕様盤には、これまでamazarashiがリリースした楽曲がモチーフになった5人のキャラクター（小説「虚無病」に登場）がランダムに封入されるランダムジャケット仕様となっている。

なお、＜amazarashi Live 360°「虚無病」＞はソールドアウトとなっており、＜amazarashi 360°「虚無病」LIVE VIEWING＞が全国27箇所の映画館で生中継される予定だ。チケット一般発売は10月14日12:00まで。




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