ポーター・ロビンソン&マデオン、「シェルター」MVを公開

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ポーター・ロビンソン&マデオンが、初のコラボレーション楽曲「シェルター」を発表し、デジタル配信をスタートさせた。10月18日には、ポーターが自ら原案・原作を手がけ「青の祓魔師」「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」などで知られるA-1 Pictures が制作した「シェルター」のミュージック・ビデオの全世界プレミアが行われた。

◆ポーター・ロビンソン&マデオン画像


ポーター・ロビンソンとマデオンは、共にインターネットで発表した楽曲をきっかけにキャリアをスタートさせ、今や新世代のエレクトロニック・シーンを牽引する二大天才児として知られるが、ふたりはダフト・パンクのファンが集まるインターネットの掲示板を通じて出会い、常にお互いに音楽を送り合い正直に意見を出し合っていたライバルであり、親友同士でもある。そんな2人の初の共作楽曲「シェルター」は、彼らの家族的絆の頌歌であり、友情の証でもあるエモーショナルでドラマティックな旋律を奏でるエレクトリック・ポップ・チューン楽曲だ。ゼッドやスクリレックスといったエレクトロニック・ミュージック界の同志たちからも絶賛されている作品だ。


このミュージック・ビデオは、日本のアニメから多大な影響を受けているポーターがA-1 Picturesに自ら原案を持ちかけ、1年という年月をかけて完成させた全編アニメ―ションの物語だ。監督は赤井俊文(代表作に「ソ・ラ・ノ・ヲ・ト」「マギ」など)、キャラクターデザインに河野恵美(代表作に「アイドルマスター シンデレラガールズ」など)、美術に竹田悠介(代表作に「攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX」)、そして主人公の凛役に三澤紗千香(代表作に「アクセル・ワールド」【黒雪姫】)を起用し、ポーターと共に創り上げた壮大なプロジェクトとなった。ポーターにとっても、また、A-1 Picturesが海外アーティストのミュージック・ビデオを手掛けたのは今回が初めての試みだ。


ポーター・ロビンソンは、2010年に「セイ・マイ・ネーム」という楽曲をきっかけに、スクリレックス主宰のレーベルOWSLAからEPをリリース、その後ザ・ケミカル・ブラザーズなどを輩出しPerfumeの全米デビューレーベルでもあるアストラルワークスと契約している。2013年にリリースしたフル・アルバム『ワールズ』は全米チャート初登場トップ20位入りを果たすという順調なキャリアを積んでいる。一方マデオンは、2011年にYouTubeで公開した39曲のポップ・ソングのマッシュアップ動画「ポップカルチャー」で一気に注目を浴び、その後レディー・ガガやコールドプレイなどの楽曲をプロデュース、2013年に発表したデビュー・アルバム『アドヴェンチャー』は全米エレクトロニック/ダンス・アルバム・チャートで1位を獲得するという順風満帆なアーティスト活動を営んでいる。両者共に、エレクトリック・ミュージックの定義を塗り替え、このジャンルを音楽フェスのステージからポップチャートへ、そして世界的メインストリームな音楽ジャンルへと導いた、次世代を担う最重要アーティストへと成長したわけだ。

現在2人は<シェルター・ライヴ・ツアー>と題されたジョイント・ツアーを北米にて敢行中で、壮大なビジュアルをバックに、お互いの楽曲をマッシュアップさせた壮大なプロダクションも絶賛され、ソールドアウト公演が続出している。



ポーター・ロビンソン&マデオン「シェルター」
https://itunes.apple.com/jp/album/id1164456176?app=itunes&ls=1

◆「シェルター」特設サイト
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