デヴィッド・ボウイのアート・コレクション、展示&競売に
デヴィッド・ボウイが長年に渡り蒐集してきたアート・コレクションの一部(といっても300点以上)が、英国の競売会社サザビーズを通じ、展示された後、オークションに出品する。この中には、ボウイ自らが制作した作品もあるそうだ。
◆デヴィッド・ボウイ画像
ボウイのアート・コレクションは、その存在は知られていたものの、実際どんなものを所有していたのかは明かされておらず、この展示会と競売がその内容を知る初めての機会となる。
今回公開されたコレクションは、ヘンリー・ムーア、ジャン=ミシェル・バスキア、ダミアン・ハースト、August Walla、Frank Auerbach、Harold Gilman、Norman Catherine、Achille and Pier Giacomo Castiglioniなどによる現代アートの作品で占められ、ボウイがダミアン・ハーストと制作した絵画『Beautiful Hallo, Space-Boy』も出品される。こちらは25万~35万ポンド(約3,200万~4,500万円)で落札されるのではないかと予想されている。
数多い価値ある作品の中でも、最も高く評価されているのが、バスキアの『Air Power』(1984年)で予想落札価格は、250~350万ポンド(約3億2,000万~4億5,000万円)だという。
展示会は11月1~10日、ロンドン・ニュー・ボンド・ストリートにあるサザビーズのギャラリーで開かれ、オークションは10~11日に開催される。
Ako Suzuki
この記事の関連情報
18歳のデヴィッド・ボウイ、「個性がない」「音痴のアマチュア」とBBCのオーディション落選
全英チャート、リアム・ギャラガーのライヴ・アルバム『Knebworth 22』が初登場1位
アル・ヤンコビック、バイオグラフィ映画がエミー賞8部門の候補に「絶叫しちゃって、ごめん」
映画『aftersun/アフターサン』で見事なシンクロを見せる「アンダー・プレッシャー」
デヴィッド・ボウイ、『ジギー・スターダスト50周年記念エディション』リリース
デヴィッド・ボウイの娘、父の命日にホーム・ビデオを公開
デヴィッド・ボウイ、亡きミュージシャンの長者番付で1位に
デヴィッド・ボウイ財団唯一の公認ドキュメンタリー『デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリーム』、全国公開決定
デヴィッド・ボウイ、ロンドンのミュージック・ウォーク・オブ・フェイムに刻銘