KANDYTOWN、ワンマンツアー初日で入場規制＆1st ALがiTunes HIPHOPチャート1位

本日11月2日に1st アルバム『KANDYTOWN』を発売した総勢16名のヒップホップ・クルー・KANDYTOWNが、11月1日に東京 SOUND MUSEUM VISIONにて、初となる全国5大都市でのワンマンツアー「KANDYTOWN 5CITY TOUR POWERED BY CARHARTT WIP」をスタートさせた。

◆ライブ画像

チケットがSOLD OUTとなった同公演には、ファンのみならず関係者を含めた500人を超える観客が集まり、一時は入場規制がかかる場面も発生するなど、ファッション業界はじめ音楽業界外でも活躍する彼らへの注目度の高さを伺わせた。そんな中、開場時からDJのMASATOとMINNESOTAHによるDJプレイが行われ、彼らの音楽的ルーツを匂わせるようなR&B〜SOUL〜FUNKといった選曲で会場を独特の空気で包む。その光景は、ラッパーのみならず、DJ・ビートメイカー・フィルムディレクターなど様々なプレイヤーが在籍するクルーの懐の広さを披露するかのようであり、会場の期待感を煽っていた。

アルバム『KANDYTOWN』の「Intro」で本編の幕が開くと、そこからは先日ミュージックビデオが公開となったばかりの新曲「R.T.N」など、新作収録曲はもちろんのこと、未だ高値で取引されているというストリートアルバムからの楽曲や、クルーと並行してリリースを続ける各メンバーのソロ作品からの楽曲なども交えながらの計31曲を、MCを一切挟むことなく立て続けに披露した。ステージを後にした彼らは、そのままアンコールも無いままに、公演を終えたのであった。

また、11月23日に行われるワンマンツアー名古屋公演に、hood artistとして名古屋を拠点に活動するMC・CAMPANELLAの参加が決定した。ツアー最終日となる名古屋公演を更に盛り上げてくれそうだ。

なお、アルバム『KANDYTOWN』は、iTunes HIPHOPチャート1位、総合チャートでも10位を記録。ストリートでの活躍に端を発し、今や音楽業界外からも熱い注目を集める存在となった彼らの活躍に、今後ぜひご注目を。

▲アルバム『KANDYTOWN』

ライブ写真：(c)SHIN HAMADA

【KANDYTOWN プロフィール】
東京の街を生きる幼馴染たち、総勢16名のヒップホップ・クルー。
2014年 free mixtape「KOLD TAPE」
2015年 street album「BLAKK MOTEL」「Kruise」
2016年 1st album「KANDYTOWN」