カネコアヤノ、書き下ろし新曲＆今泉力哉・新作映画主題歌含む新作EPリリース

4月末からライブ会場、オフィシャル通販、限定数店舗のみで販売していた弾き語りCD『hug』も発売から半年足らずで完売し、勢いに乗っているカネコアヤノが新作EP『さよーならあなた』を11月22日よりライブ会場先行でリリースする。

前作からわずか7ヶ月のスパンで発売される新作EPにはバンド編成で録音された2曲と、弾き語りで録音された2曲を収録。タイトルトラックにもなっている新曲「さよーならあなた」では、バンドメンバーに林宏敏（G.／踊ってばかりの国）、本村拓磨（Ba.／Gateballers）、濱野泰政（Dr.）を迎えて録音された。

もう1曲のバンド録音曲「退屈な日々にさようならを」は、現在開催中の東京国際映画祭のスプラッシュ部門で初公開されたばかりの今泉力哉監督映画『退屈な日々にさようならを』の主題歌に起用され、映画タイトルにもなっている楽曲。この曲は元々2012年リリースの自主制作盤『印税生活』（完売）に収録されていた楽曲だが、今泉監督から直々のオファーにより実現した主題歌起用に伴い、Gateballersの濱野夏椰（G.）と本村拓磨（Ba.）の2人、そして、濱野泰政（Dr.）というオリジナルヴァージョン録音時の布陣が集結し、再録音された新バージョンとなる。

昨日 11月1日に行なわれた東京国際映画祭での上映後の舞台挨拶でカネコアヤノによる弾き語りによる生演奏も行なわれ多くの賛辞を集めていたばかり。CD化が期待されていた中での発表となる。また本作には弾き語りの新曲が2曲収録され、さらに映画『退屈な日々にさようならを』の挿入歌として書き下ろした新曲「わすれてたこと」がボーナストラックとして収録されている。録音／ミックスはYogee New Waves、Wienners、サニーデイサービス、曽我部恵一、遠藤賢司、怒髪天、初恋の嵐、永原真夏などを手がける池内亮が担当している。


またアートワークはイラストレーター安藤晶子が手掛けており、安藤が描き下したカラフルなギターを抱えた女性が印象的な仕上がりとなっている。

本作は11月22日に下北沢シェルターで開催されるカネコアヤノ自主企画＜カネコアヤノのてんごくツーマン 〜DENIMS編〜＞より通常盤と特別盤の2形態で会場先行での販売開始となり、その後12月7日より一部店舗とオフィシャル通販での販売が開始になる。取り扱い店舗は後日発表。

通常盤はイラストレーター安藤晶子が描いたイラストと歌詞で構成された歌詞カードとカネコアヤノの写真がプリントされたカードが封入された紙ジャケット仕様。同時発売される特別盤は「おつつみCD」というキーワードのみが発表になっており、詳しい仕様に関しては、11月22日の会場で発表となるという。前作の『hug』では手作り布ジャケットという特殊な仕様でリリースしただけに本作の特別盤の仕様も楽しみにしたいところだ。

本作が販売開始になる11月22日の自主企画では、本作のレコーディングにも参加した林宏敏（G.／踊ってばかりの国）、本村拓磨（Ba.／Gateballers）、濱野泰政（Dr.）も参加した4人編成での初のパフォーマンスが行われれ、本作のタイトルトラック「さよーならあなた」はこの日初披露される。



◆ カネコアヤノ オフィシャルサイト