5色をラインナップ、プリセットはAphex Twin! コルグからスタイリッシュなモノフォニック・アナログ・シンセ「monologue」

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コルグから、アルミとウッドによるスタイリッシュなボディを持つ25keyフル・プログラマブル・モノフォニック・アナログ・シンセサイザー「monologue」(モノローグ)が登場した。価格は34,000円(税別)。5色のカラーバリエーションを揃え、12月下旬より発売となる。

「monologue」はフル・プログラマブルのアナログ・シンセシスを、すべてのプレイヤーに届けるモデル。4ボイス・ポリフォニックの「minilogue」(2016年1月発売)と同じデザイン、操作性、ビルド・クオリティ、プライスレンジ、そして同じスピリットのもとに誕生した。


「minilogue」をベースとしながらもサウンド面ではまったく異なる部分をフィーチャーし、パワフルなモノフォニック・シンセとして再設計。まったく新たなフィルター、モジュレーション、ドライブ、LFO が、力強いベースやシャープなリードなど、1ボイスでこそ活きる強力なモノ・サウンドを生み出す。また、ステップ・シーケンサーも大幅に拡張。より直感的で、より複雑なエディットが可能となっている。

アナログ・シンセといえども、プログラムを選択するだけでカンタンに強力なプリセット・サウンドにアクセスできるのは、フルプログラマブルならでは。シンセの深い知識なしでも、サウンドを選択してあとはノブを好きなように操作するだけで音づくりが楽しめる。プログラムは、Aphex Twinをはじめとした世界中のクリエイターによる80のサウンドとシーケンスをプリセットとして内蔵、合計100まで保存可能だ。また、プログラム・データをコンピュータで管理できるライブラリアン・ソフトウェアを用意する(後日ダウンロード開始予定)。

デザインも見どころの一つ。アルミとウッドをフィーチャーした「minilogue」直系のスタイリッシュなビジュアルは、モノフォニックならではの力強さを思わせるストレート・デザインへとモディファイ。堅牢構造ながら1.7kgという超軽量・小型ボディを実現。電池駆動も可能なので、電源や設置スペースの確保に悩む必要はない。単三乾電池使用で、電池寿命はアルカリで約6時間、ニッケル水素電池(2000mAh)で約8時間。別売アクセサリーのACアダプタも使用できる。

カラーは「minilogue」同様のアルミニウム・シルバーに加え、ブラック、レッド、ダーク・ブルー、ゴールドをラインナップする。


▲鍵盤はminilogueで高い評価を得たスリム鍵盤。バンドやダンス・ミュージックでの核となるキック・サウンドのピッチに合わせ、E~Eの音域を採用。16個のフィジカルボタンで素早いエディットや即興パフォーマンスが可能に。写真のカラーはゴールド。


▲上段左よりシルバー、ブラック、下段はレッド、ダーク・ブルー。


製品情報

◆monologue
価格:34,000円(税別)
発売日:2016年12月下旬

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