スティング、バタクラン劇場再開初日にパフォーマンス

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スティングが土曜日(11月12日)、1年前にパリで起きた同時多発テロ事件で90名の命が奪われたバタクラン劇場でパフォーマンスした。

◆スティング画像

ステージに立ったスティングは1分間黙祷を捧げた後、フランス語で「僕らは彼らのことを忘れない」と犠牲者を追悼したという。

スティングは、レバノン出身で現在はフランス在住のトランペット奏者Ibrahim Maaloufをゲストに迎え「Fragile」でショウをスタートし、ザ・ポリスの「Message In A Bottle」「Every Breath You Take」「So Lonely」「Walking On The Moon」「Roxanne」、ビル・ウィザーズの「Ain’t No Sunshine」のカヴァー、「I Can’t Stop Thinking About You」「One Fine Day」「Englishman In New York」など18曲をプレイした。

公演には被害者や遺族が招待され2階に席が用意されたが、現場となった会場を訪れるのは辛すぎると感じる人々も少なくなく、空席が目立ったという。スティングは、同公演の収益を被害者支援団体へ寄付すると発表している。

事件から1年を迎えた翌日(11月13日)、パリ市内で追悼会が開かれ、バタクラン劇場前には被害者の名を刻んだ銘板が設置された。

Ako Suzuki
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