【インタビュー】ジャスティス、5年ぶりAL遂に発売「自分たちの音楽を作るためには、周りにあまり目を向けないこと」

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■日本の人たちが何を好んで、何を評価しているかも知りたい

── 今作には「ヘヴィ・メタル」なんてタイトルの曲も収録されていますが、これはギャスパールさんの好みが出ているということ?

グザヴィエ:タイトルはアメリカのコミックマガジンからとったものなんだ。これは80年代、90年代にあったフランスのコミックマガジンのアメリカ版で、このコミックの内容がサイエンスフィクション、エロやサイケを取り上げていた。この曲はそのコミックを思い出すような何かがあった──抽象的で未来的だけど何かクラシカルな感じでありながら官能的な何かが……

── ラスト・ナンバーの「クロース・コール」における、じんわりと展開していく曲調、恍惚感はとても新鮮でした。この曲は、どのようなイメージで作っていったんでしょうか?

グザヴィエ:とても繊細で大胆、これを両方出したかった。ヴォーカルを包み込むサウンド、メインのメロディはエレクトロポップ風にして、どんどん盛り上がって消える、最後には美しいオーケストラのエンディングになる、これが目指したものなんだ。トンネルの先の光のようなイメージを作り、この曲でこのアルバムを終わらせたかった。

── ジャスティスは、2007年にデビュー・アルバム『+(クロス)』、2011年に2ndアルバム『オーディオ・ヴィデオ・ディスコ』をリリースし、2000年代の後半、2010年代の前半を通過してきましたが、音楽シーンの変化について何か感じていることはありますか?

グザヴィエ:もちろん変化はあるけど、自分たちはそれにあまり注目してないんだ。僕たちが音楽シーンと接する時なんてタクシーに乗った時に流れているラジオくらいのものだよ。それ以外は友達や知り合いが取り組んでいる音楽や勧めてくれる音楽だけ。自分たちの音楽を作るためには周りにはあまり目を向けないことだと思っている。今の音楽を聴かずにオリジナルなコンテポラリーアルバムが作りたいから、音楽シーンはそんなに気にしてないってことなんだ。

── 日本のカルチャー、エンターテイメントで、最近気になっているものはありますか?

グザヴィエ:もう長いこと日本に訪れてないんだ。一番好きな国だから非常に残念だよ。日本のカルチャー全体が大好きなので早くまた日本に行きたいと思っている。

── 何度か来日されていますが、やってみたいのにまだ経験できていないことなどはありますか?

グザヴィエ:ありきたりなんだけど僕は日本の料理が一番美味しいと思っているんだ。いつも日本の料理をもっと食べたいと思っているから、日本に行ったら食に走りたいと思う。あと日本にいる友達と会いたいね。日本には素晴らしい所や素晴らしいことが多すぎて一つに絞れないけど、もっともっと探検して、日本の良さを堪能したいと思う。日本の人たちが何を好んで、何を評価しているかも知りたいと思う。例えば僕が興味を持っているグラフィックデザインは日本人が最高だと思うし全て完璧なんだ。日本で見るロゴ、サイン、こう言うのも新鮮で大好きなんだ。

── 1stから3rdアルバムまでを踏まえたライヴって、とても刺激的なショウになると思うのですが、来日の予定など、今後について決まっていることがあれば教えてください。

グザヴィエ:すぐに行くよ! 僕たちはヨーロッパやニューヨークでサプライズパーティをするのが大好きなんだ。いきなり空いているクラブや会場でパーティをするのって楽しいと思う。ライヴはいつも古いものから最新のものまで組み込むから、楽しく盛り上がると思うよ。早く日本のみんなに会いたいね。

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インタビュー:国田ジンジャー
アーティスト写真:(c)So me




3rdアルバム『ウーマン』

2016年11月18日発売
WPCR-17564 ¥2,200(本体)+税

01. Safe And Sound – セーフ・アンド・サウンド
02. Pleasure – プレジャー
03. Alakazam! – アラカザム!
04. Fire – ファイア
05. Stop – ストップ
06. Chorus – コーラス
07. Randy – ランディー(1st Single)
08. Heavy Metal – ヘヴィ・メタル
09. Love S.O.S - ラヴ・エス.オー.エス
10. Close Call - クロース・コール

◆ジャスティス オフィシャルサイト
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