岸田教団＆THE明星ロケッツ、「Blood on the EDGE」フルMVで、次のステージに進むためichigoがすべてを脱ぎ捨てた

12月21日に発売される『ストライク・ザ・ブラッド II OVA』オープニングテーマで岸田教団＆THE明星ロケッツの担当する「Blood on the EDGE」のフルサイズMUSIC VIDEO（https://www.youtube.com/watch?v=vzDNAQESe4g）が解禁された。

◆岸田教団＆THE明星ロケッツ～画像＆映像～

今まで富士山を背負って登場したり、大爆発を起こしたりなど、インパクトのあるMUSIC VIDEOで世間を騒がせてきた彼ら。今回のMUSIC VIDEOはガラリとイメージを変え、モノクロでクールな仕上がりとなった。

2016年7月に日比谷野外大音楽堂で行われたツアーファイナルの 映像からは、あの日の熱量をそのままに感じることが出来る。今までの岸田教団を脱ぎ捨て、新たな彼らの魅力を見せつけるかのようなichigoの姿は圧巻の一言。

つくりあげたものをぶち壊して先に進もうとする核の揺るがない強さとこれからの彼らへの期待が高まる、ソリッドなMUSIC VIDEOをぜひ堪能してほしい。

さらにジャケット写真もあわせて解禁された。今回もジャケット写真は岸田教団&THE明星ロケッツのアートワークでおなじみのTAQROによる描き下ろし。 MUSIC VIDEOに登場する釘付きバッドを持っているところにも注目だ。ストライク・ザ・ブラッド×岸田教団&THE明星ロケッツ 第二弾とも言える今作を彩るジャケット写真は必見。


●ichigoからのメッセージ
「Blood on the EDGE」のMVは、コンセプトを決めるまで時間が掛かりました。今年の7月23日に日比谷の野音でライブをして、その時のMCで私が武道館に行きたいと言ったんですね。そこに向かって自分達が2017年にやるべきこととかは分かっているんですよ。ただ、「Blood on the EDGE」のMVは、そこに向けた新シーズンの第一弾にするのか、ここまでの集大成を見せるのかというところですごく迷って。みんなでいろいろ話し合った結果、デビューしてかここまでの岸田教団＆THE明星ロケッツの集大成というコンセプトのもとに、カッコいいMVを撮りましょうということになりました。

ただ、具体的にどういうMVにするかは、基本的にマネージメント側とか制作サイド、MVを撮る監督さんが考えるんですね。そうしたら、今回はクールな岸田教団＆THE明星ロケッツを撮ろうと言っていて。そういう中で、“ichigoの手ブラ”みたいな話も出ていたんですよ。そんなの嘘だと思いますよね（笑）。そうしたら、撮影当日に手ブラを撮ります」と言われて、“えっ？　ホントだったの？”という（笑）。冗談だと思っていたので、結構ゴネました。


うちのバンドのお客さんはichigoに対して、セクシャルなものは求めてないと思うんですよ。だから、私としては“ええっ？ ichigoさん、どうしたの？”と、ガッカリされるのが怖かったんです。監督の言ってるコンセプトは、分かるんですよ。今までの岸田教団＆THE明星ロケッツをぶっ壊して、今までのichigoを脱ぎ捨てて、ネクスト・ステージに進むと。でも、だったらメンバー全員脱がせよと（笑）。レッチリだってやってるじゃんと（笑）。なんで、ichigoだけ脱がないといけないんだよと言ったんです。でも、監督やマネージメント側が「いや、絶対にカッコ良いと思うよ」と言うので、とりあえず撮ってみようということになって、撮ったのを見てみたら、エロさはなくて、絵的にカッコ良かったんです。それで、“うん、カッコいい。私カッコいい”と思って（笑）。それで、それこそバンジージャンプで跳ぶ時と同じような感覚で手ブラをすることを決心しました。

絶対に嫌だと言えば断れたけど、やることにしたのは、誰も想像しないだろうと思ったからです。爆発の前で戦隊ポーズを決めたバンドのボーカルが、次の作品でまさか脱ぐとは誰も思わないですよね。そういう予想を裏切りたいという気持ちが強くなったんです。それに、私の手ブラに価値があるとしたら、突然脱げと言われた時に脱げる状態にあることだなと思って。私は、こういう風に生きているよ。こういう覚悟があるよと。そういう心意気みたいなものがみんなに伝わると良いなと思っています。

「Blood on the EDGE」のMVを最初に見た時は抵抗があったし、恥ずかしかったけど、カッコ良く撮ってくれていることを感じて。だから、良いかなと思いました。それに、本当にカッコ良いMVなので、沢山の人に見て欲しいです。野音のライブ映像の明るい雰囲気と、全体のクールなイメージのギャップも楽しんでもらえると思うし。今まで戦車に乗ったり、富士山をバックにしたり、爆発したりしてきた岸田教団＆THE明星ロケッツが、ここで急に普通にカッコ良いことをしてしまうというのも意表を突くだろうし。フル・サイズを見ると私達がどんなことを伝えたいのかが分かってもらえると思うので、それを感じて欲しいです」（ichigo）